2018

07

02

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影の中の影.月村了衛



ジャーナリストの仁科曜子が、ウイグル人コミュニティーの隠れた実力者
テギン氏の取材当日、氏は殺害され曜子も命を狙われる。人道支援が絡み
警察は動かない。曜子は氏が助けを求めるよう言い残した「カーガー」を
探すのだが、更に身に危険が迫る。

カーガーが何者で何の為に。ジャーナリストである曜子の現在に沖縄県警
外事課長の景村の過去が途中から入って来るので、そこは早々に知れます。
ある時間まで持ち堪える。その緊迫した中で、景村と菊原組若頭の新藤の
掛け合いが面白すぎますし、事後もいい感じで纏まっています。

2018

06

29

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警官の掟.佐々木譲



羽多野涼は犯人を追うが反対に襲われ負傷をしてしまう。その時、上司の
指示に背き救出に向かったのは同期の松本章吾だった。7年後、蒲田署の
管轄内で小橋組の幹部が殺害され、盗犯係の羽多野も捜査に駆り出された。
一方、警視庁捜査一課に異動した羽多野は、警察内部の犯行という仮説で
同事件の捜査を行うことを指示された。

羽多野の捜査と松本の捜査が、交互に書かれて進行していきます。あれ?
と感じる箇所が所々に散りばめてあり、クライマックスに向かって真相の
確信がこちらも得られていきます。他にも一点気になるものもありますが、
結末にはあまり絡みませんし、こちらの思い込みかも知れません。

2018

06

26

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GODZILLA プロジェクト•メカゴジラ.大樹連司



大樹連司=著 虚淵玄=監修

3037年、人類にとって最大の脅威であるゴジラは西ヨーロッパを蹂躙し、
海へ消えた。故郷を失い地球に飛来した異星人達の科学力を受け、怪獣に
蹂躙されるがままだった地球連合は反撃に出る。束の間の勝利をつかむが、
2042年ゴジラが再び姿を現す。地球連合はメカゴジラを最終兵器とすべく
捨て身の作戦を打ち出す。

異星人の科学力を持ってすればゴジラは倒せる。作戦を遂行すべく多くの
犠牲を払う地球。これが多方面から書かれていて、唸ります。偏りがなく
調査を行なったアキラの性格の良さが窺い知れるようで(わかってます、
アキラは書いていません・笑)読んでいて感動すら感じます。前史なので
経過は読めてしまいますが、最後は希望が見えます。ゴジラの根底にある
テーマは変わらない気がします。

GODZILLA:怪獣黙示録.プロジェクト•メカゴジラ.

2018

06

22

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こどもつかい.牧野修



脚本 ブラジリィー・アン・山田/清水崇

トミーが連れ去った子供が戻った3日後に、近しい大人が謎の死を遂げる。
新聞記者の駿也は少女からトミーの呪いを聞いた。児童虐待をしていた親が
不審死を遂げた件で、第一発見者の少女の取材だった。一方、結婚を考えて
いる尚美は勤務先の保育園でトミーの呪いを受けてしまう。呪いを解くべく
始まりの地、伊勢に向かう。

本作は呪いに期日がある系です。新聞記者の駿也は尚美が呪いを受けことを
機に行動しますが、駿也は過去に自分が逃げた事を悔い、今度こそ逃げない
ために踏ん張ります。尚美も虐待されていた自分の過去とも戦うことになり、
二人のトラウマ克服にもなっています。

2018

06

19

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GODZILLA 怪獣黙示録.大樹連司



大樹連司=著 虚淵玄=監修

1999年アメリカ合衆国ニューヨーク州、人類の前に初めて怪獣が出現した。
度重なる怪獣の出現で大陸を2つ失い、世界人口が3分の1にまで減少した時、
ゴジラが出現。今迄の脅威はゴジラの前では惨劇の始まりに過ぎなかったと
人類は思い知る。エクシフ、ビリサルドという地球外生命体との接触を経て、
人類はゴジラを倒すため決死の作戦を計画する。

本作は、アニメ映画版GODZILLAの前史として書き下ろされた小説版です。
地球連合情報部の職員アキラ•サカキが、2048年アトラム号への乗船まで
聞き取り調査を行った記録だと記されていますが、彼らは乗船できたのか。
調査の性質上ドキュメンタリー調で進みますが、それが絶望感を煽ります。
2048年3月11日の記録で本作は乗船の直前で終わっています。

GODZILLA:怪獣黙示録.

2018

06

16

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招キ探偵事務所.高里椎奈



字幕泥棒をさがせ

幸多がバイトする奥田映写館で、映画の公開初日に違う映画の字幕が
流れてしまった。人為的なミスと考える幸多。だが、常連客の雪穂に
押し切られ、幸多と雪穂は事件の解決のため現像所を訪れる。そこで
幸多は脅迫事件に巻き込まれ、任意同行を求められる。

幸多の本職が探偵であると、うっかり読み逃して(または読んだのに
瞬時に忘れて)しまい、誰が探偵役なのか探り探り読んでいました。
今書くにあたり、一部読み直して知りました(笑)。こんなに初めの
方に明記してあったとは。。。流れは面白かったのですが、こんなに
探偵役を伏せる理由があるのか?どんな理由で?と探ってましたから。
シリーズ化されたら、探偵役を知った上で次作は楽しみたいです。

黒音幸多:探偵
雪穂史郎:フォントデザイナー
木島虎之助:刑事、雪穂の叔父

2018

06

13

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クランⅥ.沢村鐵



警視庁内密組織・最後の任務

上郷の秘策。現首相の非常事態宣言により、クランメンバーの指名手配は
解かれた。だが、同時に追い込まれた相手が手段を選ばなくなったことを
意味する。一度集結したクランは再び三つに分かれ、最後の任務に向かう、
その中の誰か一人でも真相に辿り着くために。

シリーズ最終巻です、多分。何故かと言いますと終結はしたけれど真相は
わかっていないので、これはTVドラマでいう2ndシーズンがあるのでは?
と思ってしまいます。まぁ、一番わからないのは晴山が何故主人公の一人
なのか、です。きっと次がある、次のためだと思っておきます。

クランシリーズ情報:
クランⅠクランⅡクランⅢクランⅣクランⅤ.クランⅥ. 

晴山旭:警視庁刑事部捜査一課・殺人犯捜査第7係主任刑事、警部補
綾織美音:警視庁刑事部鑑識課検視官、警部
上郷奈津実:警視庁刑事部捜査支援分析センター機動分析課、巡査部長
区界浩:警視庁公安部外事第三課、警部
岩沢誠次郎:渋谷南署生活安全課少年係、巡査部長
足ヶ瀬直助:渋谷南署地域課渋谷道玄坂交番巡査

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