2014

03

25

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貴族探偵. 麻耶雄嵩



ウィーンの森の物語/チリッチ・トラッチ・ポルカ/こうもり/加速度円舞曲/春の声

山荘の密室で会社社長が殺された。密室内にあった上着のポケットには糸を通した
部屋の鍵が入っており、密室を創る細工をしたことが明白だった。事情聴取の最中、
皇室御用達で有名な常盤洋服店のスーツに口髭を蓄えた男が執事を伴い現れた。
警察に誰何されたその男は「人は貴族探偵と呼ぶね」と答えるのだった。
(ウィーンの森の物語、より)

ざ、斬新な探偵です。探偵の席はもう満席だと思っていましたが、見る人が見ると
空いているんですね。「心ある人は貴族探偵と呼ぶね」「わが公僕」など名言も多く、
執事の山本、メイドの田中、運転手の佐藤、彼ら使用人たちも個性派ぞろいです。

執事の山本/メイドの田中/メイドの田中/運転手の佐藤/左記の三人

2012

08

04

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神様ゲーム. 麻耶雄嵩



小学4年生の芳雄の住む神降市では、2ヶ月ほどの間に4件もの野良猫惨殺事件が
起こっていた。芳雄は、同じ町に住む同級生で結成した探偵団で犯人捜しを始める。
一方、転校間もないクラスメイトの鈴木君から、自分は神様で猫殺しの犯人も知って
いると告げられる。それをゲームとして受け取った芳雄だったが、ついに殺人事件が
おこる。鈴木君は本当に神様なのか、殺人事件の犯人は猫殺しの犯人と同じなのか。

「翼ある闇」で初めて、麻耶雄嵩作品を読んだ時から、いつも驚かされております。
鈴木君の神様発言を、どう扱っていいのか、どう転ばすのか全く読めませんでした。
「トラウマ必死、衝撃すぎるラスト」と新刊のお知らせに書かれてありますが、まさに
久々の後味の悪さ、一人称ならではの謎を含む終わらせ方。まさに麻耶ワールド。

2011

07

14

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メルカトルかく語りき. 麻耶雄嵩



死人を起こす/九州旅行/収束/答えのない絵本/密室荘

明け方四時半頃、探偵小説家美袋は探偵メルカトルに叩き起こされる。挙句、パソコンに
出処不明のディスクを放り込まれ、パソコンは暴走。締め切り間近の原稿が電子の藻屑と
なった。怒った美袋に、メルカトルは小説のネタを提供すると約束。事件に遭遇するため、
血の匂いがすると入ったマンションの一室には、刺殺死体があった。(九州旅行、より)

美袋は実はバックアップをとっていたので、昨日までの原稿は生きていたのです。それを
隠してメルカトルを利用、浮いた時間で九州旅行を目論見ますが、メルの方が数段上手。
最後に美袋は見事なしっぺ返しをくらいます。ミステリですが、爆笑で終わりました。

2011

03

17

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隻眼の少女. 麻耶雄嵩



龍を退治した娘・スガルの力が代々受け継がれていくという、栖苅村を治める琴折家。
その伝説の場所、龍ノ首で命を絶つため栖苅村を訪れた静馬は、水干を纏った隻眼の
少女と出会った。少女は隻眼の探偵として有名だった母・みかげの名を継承するという。
そして静馬は、琴折家のスガルを嗣ぐ少女たちの連続殺人事件に巻き込まれていく。

龍を退治した力を代々継承し、村人から崇められている琴折家。その琴折家の次代の
スガル候補が次々と惨殺され、隻眼の探偵・みかげを継承するためみかげが推理する。
久しぶりに氏の本を読みましたが、やはりキレイに終わらなかった・・・どんでんありです。
しかも、ラストをどう解釈するかで全く変わってしまう。ワタクシは黒く解釈致しましたw

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