2017

10

29

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警視庁情報官 トリックスター. 濱嘉之



黒田の追う詐欺事件は、その背後で蠢く政治家や広域暴力団、暴走する
宗教団体にまで及んだ。自身の情報収集に加え、率いる情報室を中心に
公安的捜査をも駆使し、全容を明らかにしていく。その過程で黒田の最も
解決を望む事件の端緒を掴んでいく。

一作目から何度も目にした事件が本作で真相に迫ります。黒田がそれ程
解決を望んでいたと思っていなかったので少し驚きました。独自に調査を
続けている風でもなかったですし。じっと機会を狙っていたのでしょうか。
本作は時間の勝負的な面もあり、緊張感もありました。

警視庁情報官シリーズ情報: 
シークレット・オフィサー. ハニートラップ. トリックスター. 

2017

10

08

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BABEL. 日野草



復讐の贈与者

バベル/ナイト・ジャーニー/グラスタンク/スプリング・ブレイク/バビロン

伊庭果菜子は鎌倉にあるカフェのオーナー、吉野に拾われた。住み込みで
働いていたある日、吉野の過去を知る客が来訪。復讐代行業の義波だった。
彼が去った後、果菜子とった行動とは......(スプリング・ブレイク、より)。

本作は上記の短編を機に変化が見られます。復讐代行業《援助者》の動き
だけではなく、悪事銀行CEOの志尾が姿を現します。志尾が何故、現れた
のか、《援助者》と今後どのように絡んでいくのか。悲惨なことになるのでは
と、容易に想像できますね。バクバクします。

シリーズ情報: GIVER. BABEL. 

志尾: 悪事を通過にする悪事銀行最高経営責任者
義波: 復讐代行業《援助者》
覚え書き:
義務の義に波/信義の義に波/正義の義に波/恩義の義に波/
忠義の義に波/義理の義に波

2017

09

29

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警視庁情報官 ハニートラップ. 濱嘉之



黒田が小笠原に着任して10ヵ月。島部巡視に警視総監の宮本が訪れた。
宮本の目的は、黒田だった。重大な情報漏洩案件の調査ため、情報室を
再結成、室長に迎えると言う。組織をつくった黒田は、10年前から周到に
張り巡らされた罠を手繰る。

殺人事件の捜査ではないので、やはり企業小説のようと感じてしまいます。
情報室が再結成され、次に立ち上がってくる案件もうっすら予告付きです。
本筋とは別に、ハニートラップ絡みで最後オチがつくかと思っていしました。
確かにオチがありましたが、予想外でした。

警視庁情報官シリーズ情報: シークレット・オフィサー. ハニートラップ. 

2017

09

26

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GIVER. 日野草



復讐の贈与者

00 シークエル/06 ショット/05 ピース・メーカー/04 コールド・ケース/
03 トマス/02 ロスト・ボーイ/01 ギバー

あなた達が兄を殺した時の映像をDVDにして、ネットオークションにかけます。
その手紙に高藤は委託販売業者に忍び込むが、既に店員がいた。言葉巧みに
店員に倉庫を案内させた高藤であったが......(ショット、より)。

復讐代行業で贈与者の役割をする義波。その手口はかなり大掛かりで、そりゃ
騙されても仕方ないと思える程です。ショット以降は、0605とカウントダウンが
続きます。それが意味するものも面白いですね。個人的に一番気になることは
義波が自己紹介する時に「義」の漢字の説明をしますが、各話で違うんです。
内容に関連付けているのかまでは読み取れませんでした。

シリーズ情報: GIVER. 

覚え書き:
義務の義に波/正義の義に波/信義の義に波/仁義の義に波/忠義の義に波

2017

07

03

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全員少年探偵団. 藤谷治



宝飾デザイナーを父に持つ吉田元基は小学六年生。ある日、全身灰色の服を
纏ったカクイと名乗る男が訪れ、自らが経営している芸能プロダクションのオー
ディションに吉田母子を招待した。カクイこそが、製作中の吉田氏の宝飾を狙う
怪人二十面相だったのだ。明智小五郎と少年探偵団の活躍で、一度は未然に
事件を防いだが、怪人二十面相は次の手を打って出る。

少年探偵団オマージュ作品の文庫化第二弾! 
第一弾から読んでみようと思ったのですが、第二弾だったようです。昭和の頃、
小学生向けのシリーズを読んでいるかのような気持ちになる、ひらがな多めの
文体です。しかし、本作は現代なのです。携帯電話や豆乳ドーナツがばしばし
登場しており実に不思議な感じですが、世界に入ってしまい違和感なしです。

2017

03

19

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そのときまでの守護神. 日野草



造形作家TOKIWA。篠原は高校生の頃に彼女に出会い、後にマネージャーと
なった。そのTOKIWAが死去。彼女の遺作が、遺体と共に火葬にされてしまう。
国立西洋美術館の 《地獄の門》で水曜日11時に依頼すると、依頼人が持つに
相応しいと判断した場合に美術品を盗んでくれる〝泥棒の守護神〟が現れる。
篠原はTOKIWAの遺作を手にするため、 《地獄の門》の前に立つ。

読みながら「山猫」シリーズが頭に浮かびましたが、最終的にいなくなりました。
泥棒で括るには乱暴すぎたようです。TOKIWAの遺作を巡る篠原、実弟、姪。
三者の絡み合いがスカッと義賊的に終わらず、もっと根暗いものがありました。
守護神側も魅力的でもあるのですが、振り幅が大きく個人的には微妙でした。

2017

01

11

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警視庁情報官. 濱嘉之



シークレット・オフィサー

警視庁総務部企画課情報室情報官・黒田は週一回行われる定例会議で、
秘密裏に設置、事件を追っている情報室のリークに関わる怪文書の存在を
知った。政・官・財のみではなく、世界的な宗教団体までもが絡んだ一連の
闇の疑惑に黒田たちは迫る。

警察小説というより企業小説を読んでいるようです。シリーズもののようで、
主人公の経歴と、部門が表面化される迄を設立の経緯を絡めつつ詳細に
書かれています。次作から情報官としての活躍が書かれるのでしょうか。

警視庁情報官シリーズ情報: シークレット・オフィサー. 

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