2017

08

24

コメント

どこの家にも怖いものはいる.三津田信三



向こうから来る:母親の日記/異次元屋敷:少年の語り/幽霊物件:学生の体験/光子の家を訪ねて:三女の原稿/或る狂女のこと:老人の記録

全く別の2つの話なのに、どこか妙に似ている気がして仕方がない…。自分のファンであり全く他分野の編集者である三間坂から、ある母親の日記と少年の速記原稿を渡された。それらを読むのを避けているうちに三間坂から3つ目の話を見付けたと連絡が入る。意を決して一連の話に取りくむ三津田に怪異が迫る。

土地も時代も書いた人物にも全く共通点がない話に、妙な引っ掛かりを覚え、互いに調べる中に話と重なる怪異が起こります。そこは怪談好き作家シリーズなので経験値から怪異も回避できるようですが、行くところまで行ってしまった悲惨さがないので、少し物足りないですね(笑)。

三津田信三:ホラーミステリ作家
三間坂秋蔵:河漢社編集者

幽霊屋敷シリーズ:2014年8月 どこの家にも怖いものはいる.
スポンサーサイト



管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://shikafu.blog.fc2.com/tb.php/854-9b0d821a

プロフィール

シカフ

Author:シカフ
シカフ衛星Cへようこそ!

日本ブログ村

カテゴリ

カレンダー

02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

検索フォーム

Designed by

Ad