2011

03

14

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ハーモニー. 伊藤計劃



世界中に核弾頭が落ちた<大災禍>。放射能で増加する癌患者や突然変異のウイルス脅威。
それら健康への危機を前にして、世界は構成員の健康を第一に気遣う生府を基本単位とした、
医療福祉社会へと移行した。発達した医療分子に管理された健康の中、トァンは2人の少女と
餓死を選んだ。―――13年後、大量自殺に端を発した世界的な「宣言」に、生き残ったトァンは
職権を行使し調査する。そして、あの時、ただ1人逝かせてしまった少女の影を見る。

虐殺器官」にどこか似ているようで似ていない、筆者によるとテーマが対になっているそうです。
カバーデザインも黒と白の対照的で、主人公の内面的なものも私感ですが対照的に感じました。
仕事には従順でもトラウマに振り回されているクラヴィスと、仕事を利用してでもトラウマにケリを
つけようとするトァン。よく社会復帰できましたと、トァンを誉めてあげたいですね。
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