2019

05

10

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魍魎桜.内藤了



よろず建物因縁帳

古くからの地滑り地帯・猿沢地区で新たな地滑りが。その現場から現れたのは伝承通りの若き僧侶の人柱だった。仙龍らと現場近くの南鞍寺を訪れる途中、春菜は枝垂れ桜に佇む老婆に憑かれる。僧侶の遺骨からは感じられない瘴気が、枝垂れ桜から強く発せられ、老婆は現場を訪れた者の命を奪っていく。二つはどう繋がるのか。仙龍は春菜をサニワとして、魍魎となった枝垂れ桜に願いを問う。

地滑り現場に係る一方で、春菜は仙龍が繋がれる因縁の鎖を目にします。今まで少し遠くにあった隠温羅流導師は42歳の厄年に生涯を終える、という因縁が春菜に突き付けられます。諦めの悪いサニワには諦めなくてもいい縁が寄ってくるかも知れない。何を成すのかが重要であって、そのために導師の寿命など関係ない。作中の会話なども深くなってきてまして、これは講演料が取れますね。

シリーズ情報:鬼の蔵首洗い滝憑き御寮犬神の杜.魍魎桜.

高沢春菜:広告代理店営業、主に博物館の展示計画に携わる
守屋大地:曳き屋師、隠温羅流導師、鐘鋳建設社長、仙龍の号を持つ
崇道浩一:法被前の駆け出し、同社新入社員、文化人類学の修士を持つ
小林寿夫:民俗学者、歴史民俗資料館学芸員、元教授
加藤雷助:廃寺三途寺に勝手に住み着いた和尚
守屋治三郎:仙龍の祖父の末弟、鐘鋳建設専務、棟梁と呼ばれている
青鯉、軔、転、茶玉:隠温羅流四天王
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