2018

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13

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誰も僕を裁けない.早坂吝



職業娼婦、趣味探偵。上木らいちの元にメイド服一式と訪問依頼が届いた。差出人は逆井東蔵、全く面識がなかったが指定の日時に訪ねると四泊五日30万円でメイドをすることにな理、翌日、東蔵の子供が連続で殺害される。一方、高校生の公平は埼を深夜に訪ね、条例違反で逮捕される。らいちは犯人を明らかに、公平は裁きを跳ね除けられるのか。

軽めの流れについ惑わされますが、裏表紙にある社会派は間違いではないのかもです。残念な人もいますが、多くの人は形は違えど芯があると思いますし、危機をくぐり抜けた企業小説に通じるような気がするのですが気のせいですか?同族会社の連続殺人事件の結末がこんなに爽やかとは思いませんでした。

シリーズ情報:○○○○○○○○殺人事件虹の歯ブラシ.誰も僕を裁けない.
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2018

11

09

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犬神の杜.内藤了



よろず建物因縁帳

嘉見帰来山風切トンネル建設工事現場の事務員が立て続けに死亡した。橘高組の依頼で現場事務所に出向となった春菜は、森の奥に長い被毛が風に煽られた一抱えもある大きな黒い犬を見る。現場の禁忌はイヌガミが憑くからだと言われ、民俗学者の小林に教えを乞い、犬神を祀る者の末路を知る。やがて、春菜の周りに迫る黒い影。仙龍は山曳きに挑む。

全体的にとても哀しく重いものがありますが、シリーズ中で一番好きな話となりました。僭越ながら、春菜が人間的に成長して魅力が増し、それが読んでいて気持ち良い気がします。主要人物が自分の仕事に真摯ですし、基本優しいですし。見習わないといけません。

シリーズ情報:鬼の蔵首洗い滝憑き御寮.犬神の杜.

高沢春菜:広告代理店営業、主に博物館の展示計画に携わる
守屋大地:曳き屋師、隠温羅流導師、鐘鋳建設社長、仙龍の号を持つ
崇道浩一:法被前の駆け出し、同社新入社員、文化人類学の修士を持つ
小林寿夫:民俗学者、歴史民俗資料館学芸員、元教授
加藤雷助:廃寺三途寺に勝手に住み着いた和尚

2018

11

05

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クジラの彼.有川浩



クジラの彼/ロールアウト/国防レンアイ/有能な彼女/脱柵エレジー/ファイターパイロットの君

裏表紙には制服ラブコメシリーズ第一弾とありましたが、解説によると筆者が最初に提案した題名は国防ラブコメとだったと。個人的には国防ラブコメの方がしっくりきます。六篇のうち三篇が自衛隊三部作関連です。「海の底」の前日譚は「クジラの彼」。あまり書かれていなかった冬原の心情が察せられます。同作の後日譚は「有能な彼女」。夏木の陸に上がった及び腰や決意が伝わります。また「空の中」の後日譚は「ファイターパイロットの君」。光稀と高巳の変わらぬ気持ちが書かれています。

2018

11

02

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虹の歯ブラシ.早坂吝



上木らいち発散

上木らいち、職業娼婦、趣味探偵、高級マンションレインボーツリー707号室在住。その部屋の洗面所には虹色の歯ブラシが常備されている。ライチと平日の決められた曜日に部屋を訪れる男達用だった。月曜日の固定客・村崎の経営する会社で秘書が殺害された。村崎は707号室を訪れていたのでアリバイがある。刑事の藍川は事件を解決したらいちに魅了され、火曜日の固定客となった。

エロい事件をエロい探偵が解決します。本作を読むと前作はエロが抑え気味だったのだと感じます。ですが、最後の橙かららいち自身の色・赤はメタメタな展開でシリーズは終わりなのかと思わせる展開。エロいながらも筋の通ったらいちを好きになったのですが。。。残念。。。太字には意味がありました。

シリーズ情報:○○○○○○○○殺人事件.虹の歯ブラシ.

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