2018

09

30

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逢魔が時に会いましょう.萩原浩



座敷わらしの右手/河童沼の水底から/天狗の来た道/メーキング

大学4年生の真矢は大学院へ進むことを考えている。その2年間を利用して映画研究会の機材を使い、撮った作品を自主作成映画のコンペに出すつもりなのだ。とにかく文学部の研究室に潜り込むため、主任教授が現地調査の手伝いを指示した民俗学准教授・布目を訪れ、座敷わらしの調査のため遠野に同行した。(座敷わらしの右手、より)

大学院に進学をするため大学生が研究を手伝う。最近、同じように始まった話を読んだ気がするのですが流行っているのでしょうか。布目は盲目的に妖怪を信じているわけではなく、そこは民俗学という学問があって、その上で妖怪も否定しないというスタンスです(多分)。ミステリと民俗学の融合ですね。
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2018

09

27

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踊り子と探偵とパリを.小路幸也



裕福な家を飛び出してパリで作家を目指すユージン。呪われたダイヤを追ってパリに渡った探偵マーク。輝く金の薔薇と称されるサンク・ルージュの踊り子ブランシェ。サンク・ルージュの裏の顔は国際窃盗団だとマークは言う。アメリカで盗まれた呪われたダイヤは、ブランシェの命を脅かすとも。3人が出会い、ダイヤを巡る話は大きく動き出す。

ブランシェの美しさに心を奪われたユージンは、彼女のためにマークに協力します。サンク・ルージュの悪事にブランシェは関わっているのか、呪いのダイヤはどこにあるのか。マークの仕切りで協力者も得て、いよいよクライマックスとなりますが、そこは後日談というパターンは以前もあったような気がします。準備までが長く、最後が後日談であっさり的な。

2018

09

24

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東京結合人間.白井智之



人間が子孫を残すには生殖器を使って交尾するのではなく、互いの体を結合させなければならない。その際に脳機能が逆転してしまったために一切嘘がつけないオネストマン。ドキュメンタリー映画に参加するためオネストマン7人が孤島で共同生活を送るが、孤島の住人が殺害される。容疑者となるのはオネストマン7人。だが、全員が犯行を否定した。

結合人間がいるという世界観がいるのかいらないのか。そこが問題です。結合すると目は4つ、手足は4本ずつになるのですが、そこは無くてもミステリとしては成立しています。何故かなかなか読み進まない不思議な一冊でした。

2018

09

21

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恩讐の鎮魂曲.中山七里



御子柴の過去が暴かれ依頼は激減、事務所の移転を余儀なくされた。そんな折、御子柴の担当教官だった稲見が入所していた特別養護老人ホームで介護士を殺害したという記事を読む。御子柴は強引な手を使い恩師の弁護士となったが、稲見は犯した罪を逃れる気はないと言い、裁判で一番の障壁となっていく。

弁護士を続けられるのかどうなるのかと気を揉みましたが、広域暴力団の顧問弁護士依頼でなんとか食い繋がそうです。今回、御子柴は恩師の為に奔走しますが、弁護はいらないという稲見に、最後に御子柴がどう決着をつけたか。そこが変に感傷的でなくて良いですね。そして、渡瀬さん少し登場します。御子柴に有益な情報を投げて、ただの野次馬根性からに決まっているだろと電話を切りますw

御子柴礼司シリーズ情報:贖罪の奏鳴曲追憶の夜想曲.恩讐の鎮魂曲.

2018

09

18

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えじきしょんを呼んではいけない.最東対地



フリーライターの京本は、連続失踪事件の関係者に取材することになった。二ヶ月ほどの間に疾走した複数の男女とはバイトで知り合い、共に岡山の離島に行った。そこで聞いた”えじきしょん”とは何か、宿で話している時にスマホの探索機能が起動し、「えじきしょん を 呼びだしました」と探索結果を告げた。そして島から帰った後に、それは来たのだという。

数日後にくる呪い系です。かなり活動的なので、迫り来るものとは別路線です。呪いの成立にスマホが絡むところは今時ですが、それの始まりにはスマホは無かったので、今時にどう移行したのかが不明でした。

2018

09

15

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Kindle 新読書術.武井一巳



私はKindleに出会って2万冊の蔵書を捨てました(著者)。

キンドルって何?/キンドルで読書を楽しもう/キンドルが実現する新しい読書スタイル/
キンドルに「読み物」を集めよう!/キンドル内の本を整理しよう!

Kindle paper white を買いつつもなかなかシフト出来ず。モチベーションを上げようと読んでみました。ちょっとしたコツが沢山あり、切り替えへの気合いが入りました。2013年発行本ですが、上げるのが目的なので情報の新しさは問いません。

2018

09

11

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COLOR+ 広島 宮島 厳島神社.旺文社



これはスゴく良いです。個人的ストライクです。食べ物とお土産がポイントを絞って紹介されているので、絶対食べたいものや隙あらばリピートしたいもの、お世話になった人へのお土産やばら撒き用のお土産、等々。行く前から基本路線を決めるのに役立ちます。これで出張も楽勝です。このシリーズ、他も読んでみたいですね。

2018

09

08

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拝み屋怪談 怪談始末.郷内心瞳



依頼主から持ち込まれる怪異の相談を拝んで始末する。その始末した怪異を怪談として仕立てる。

本作はそんな前書きから始まります。依頼人が手放した話と自身が体験した話が織り交ぜて書かれています。書かれている法則性はわかりません。年代順に書かれているのかとも思いますが、そこまで考えて読んでいませんでした。。。連続物がありまして、いやーこれ我が身でなくて良かったと思う話の筆頭です。

シリーズ情報:逆さ稲荷禁忌を書く.怪談始末.

2018

09

04

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天使の棲む部屋.大倉崇裕



天使の棲む部屋/水の出る部屋/鳩の集まる部屋/終の部屋

難病と闘う先代の遺児・雅弘を上司に奮闘する問題物件担当の恵美子。彼女の失敗は雅弘の失脚なのだ。驚異的な能力で物件の謎を解き明かす犬頭の力で危機を回避してきたが、ある日、雅弘の世話を長くしていたえみちゃんに危機が迫る。103号室から順に203号室、303号室と住人が続けて死亡し、次は彼女の住む403号室だと言う。犬頭はえみちゃんのため動き出す。(終の部屋、より)

様々な物件の謎を犬頭が蹴散らしていきます。犬頭が何者か既に明らかですが、そんな瑣末なことはどうでも宜しい(笑)とにかく爽快です。老いたえみちゃんに対して犬頭が紳士過ぎて、日頃の我が身を振り返り反省致しました。そう、犬頭が何者でもそんなのどうでも良いのです。

シリーズ情報:問題物件.天使の棲む部屋.

2018

09

01

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これからの「カッコよさ」の話をしよう.浅子佳英×宇野常寛×門脇耕三



デザインと思想/ファッション/住宅と建築/インテリア/
ホビーとグッズ/プラットフォームと文化

あるトークイベントの会場に居合わせた批評家・建築家・インテリアデザイナーの三人がある登壇者の言葉を機に、約一年をかけてモノを取り巻くカッコよさについて語り合った本作。三氏がそれぞれの専門分野における具体例、住宅であったり店舗であったりを事前に示して鼎談前に入る回もあり、それは特にわかりやすかったです。ユニクロハウスの売り込み、本当になると楽しみですね。

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