2018

06

19

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GODZILLA 怪獣黙示録.大樹連司



大樹連司=著 虚淵玄=監修

1999年アメリカ合衆国ニューヨーク州、人類の前に初めて怪獣が出現した。
度重なる怪獣の出現で大陸を2つ失い、世界人口が3分の1にまで減少した時、
ゴジラが出現。今迄の脅威はゴジラの前では惨劇の始まりに過ぎなかったと
人類は思い知る。エクシフ、ビリサルドという地球外生命体との接触を経て、
人類はゴジラを倒すため決死の作戦を計画する。

本作は、アニメ映画版GODZILLAの前史として書き下ろされた小説版です。
地球連合情報部の職員アキラ•サカキが、2048年アトラム号への乗船まで
聞き取り調査を行った記録だと記されていますが、彼らは乗船できたのか。
調査の性質上ドキュメンタリー調で進みますが、それが絶望感を煽ります。
2048年3月11日の記録で本作は乗船の直前で終わっています。

GODZILLA:怪獣黙示録.
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2018

06

16

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招キ探偵事務所.高里椎奈



字幕泥棒をさがせ

幸多がバイトする奥田映写館で、映画の公開初日に違う映画の字幕が
流れてしまった。人為的なミスと考える幸多。だが、常連客の雪穂に
押し切られ、幸多と雪穂は事件の解決のため現像所を訪れる。そこで
幸多は脅迫事件に巻き込まれ、任意同行を求められる。

幸多の本職が探偵であると、うっかり読み逃して(または読んだのに
瞬時に忘れて)しまい、誰が探偵役なのか探り探り読んでいました。
今書くにあたり、一部読み直して知りました(笑)。こんなに初めの
方に明記してあったとは。。。流れは面白かったのですが、こんなに
探偵役を伏せる理由があるのか?どんな理由で?と探ってましたから。
シリーズ化されたら、探偵役を知った上で次作は楽しみたいです。

黒音幸多:探偵
雪穂史郎:フォントデザイナー
木島虎之助:刑事、雪穂の叔父

2018

06

13

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クランⅥ.沢村鐵



警視庁内密組織・最後の任務

上郷の秘策。現首相の非常事態宣言により、クランメンバーの指名手配は
解かれた。だが、同時に追い込まれた相手が手段を選ばなくなったことを
意味する。一度集結したクランは再び三つに分かれ、最後の任務に向かう、
その中の誰か一人でも真相に辿り着くために。

シリーズ最終巻です、多分。何故かと言いますと終結はしたけれど真相は
わかっていないので、これはTVドラマでいう2ndシーズンがあるのでは?
と思ってしまいます。まぁ、一番わからないのは晴山が何故主人公の一人
なのか、です。きっと次がある、次のためだと思っておきます。

クランシリーズ情報:
クランⅠクランⅡクランⅢクランⅣクランⅤ.クランⅥ. 

晴山旭:警視庁刑事部捜査一課・殺人犯捜査第7係主任刑事、警部補
綾織美音:警視庁刑事部鑑識課検視官、警部
上郷奈津実:警視庁刑事部捜査支援分析センター機動分析課、巡査部長
区界浩:警視庁公安部外事第三課、警部
岩沢誠次郎:渋谷南署生活安全課少年係、巡査部長
足ヶ瀬直助:渋谷南署地域課渋谷道玄坂交番巡査

2018

06

10

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0能者ミナト<11>.葉山透



嘘/狐//鷲

殺生石が見つかった。御蔭神道の上層部の決定は人里離れた山中にある
修練場に保管するということだった。戦った実績を持つ沙耶とユウキは
修練場に石の検分に行くことになり、湊も渋々ながら同行する。しかし、
清浄であるはずの修練場には、殺生石に閉じ込めれた九尾の狐の気配が
満ちており、三人は罠に閉じ込められる。

一年ぶりですが、短編集は記憶がなくてもなんとかなる所が素敵ですね。
あとがきで読みましたが、本シリーズの時間経過は次作は前作後一ヶ月が
経過している形で統一されているとのこと、気付きませんでした。九尾の
狐に追い詰められていく経過は、怪異色が強く好みです。

0能者ミナトシリーズ情報:      0能者ミナト 嫉/呪//告.
0能者ミナト<2> 鏖/真//謝   0能者ミナト<3> 蘇/夢//贈.
0能者ミナト<4> 船//叫.    0能者ミナト<5> 石/詐//避.
0能者ミナト<6> 首/件//戯.  0能者ミナト<7> 七/化//占.
0能者ミナト<8> 劣/交/裏//減.0能者ミナト<9> 巨/単//外.
0能者ミナト<10> 縁/鬼//謎. 0能者ミナト<11> 嘘/狐//鷲.

2018

06

06

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最後の医者は桜を見上げて君を想う.二宮敦人



とある会社員の死/とある大学生の死/とある医者の死

地域基幹病院、武蔵野七十時病院。病と戦い、勝つことに信念を燃やす
外科医・福原と、死に様を自ら選ぶべきであるという信念を持つ桐子。
桐子が面談をすると患者は治療を拒否する。院内の反感は募り、死神と
呼ばれている。奇跡を諦めない福原は桐子と相容れず、退職に追い込む
ため動くが、音山は医療の為には二人が協力し合うべきだと主張する。

筆者の追割れるように迫ってくるミステリを読んでいたので、本書も
医療ミステリだと思っていました。ですが、勘違いでした。泣けます。
三編とも泣けてしまいます。年のせいでしょうか。

福原雅和:副院長、天才的な外科医、命を救うことに執念を燃やす
桐子修司:皮膚科医、通称・死神、死に方は患者が選ぶという信念を持つ
音山晴夫:内科医、二人の同級生、自分のあるべき姿を模索している

2018

06

03

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ため息に溺れる.石川智健



ため息に溺れてしまいました。それが蔵元指月の遺書だった。27歳、医師。
児童養護施設で育ち、1年前に立川市の名家である蔵元家当主の孫・舞子と
結婚している。腹部を一度刺してから頚動脈を切った。疑問は残るものの、
警察は自殺と結論を下す。だが、舞子は再調査を警察に願い出る。蔵元家の
力は警察にも及び、羽木薫は専従捜査員として死に隠された真実を追う。

指月は自殺なのか他殺なのか。自殺ならばその理由、他殺ならばその犯人。
名家といえど、自殺で片付いているものを再調査させられるものなのか?
という疑問はありますが、薫と指月が交互に視点人物になりつつも、薫が
気付かないところは指月も語らず、微妙なラインで最後まで重く行きます。

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