シカフ衛星C ミステリ・ホラー:マニアック=7:3 地味に更新しています
激しい雨の日の朝、一郎は遅れてきた同級生が大男のばけものに見え、驚く。
相手にそれを気付かれた一郎は追われ、龍子を中心とした仲間達に助けらる。
そして、龍子から 《水の悪魔》が事件を起こしている。その正体に気付きだした
自分達も狙われる。《光車》を探して戦わなくてはならないと告げられる。
1973年に単行本刊行、87年に文庫本刊行、2004年に復刊、加筆・修正の後、
2008年に文庫本として刊行された新装版が、本書です。これを読んだだけでも
名作感に満たされています。内容は昭和ですが、古いのではなく、昭和を書いて
いるという感じです。一郎たちは 《水の悪魔》に勝てるのか.....意外にも緊迫感や
疾走感があり、ドキドキの結末に駆け抜けていきます。
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