2019

07

18

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ぼぎわんが、来る.澤村伊智



あれが来たら、答えてはいけない開けてはいけない。秀樹が幼少の頃、祖父が一度は追い返した。だが、秀樹が結婚し子供もが生まれた頃、あれを対応した部下は怪我を負い病院に運ばれたが徐々に悪化していった。家族を守るため秀樹は比嘉真琴と名乗る霊能者を頼ったが、真琴の姉が紹介した霊能者も返り討ちに遭う。あれは予想以上に強力だった。

ワタクシ、どうやら読む順番を間違えていましたね。最後に初作を読むなんて。。。それ故か、真琴の姉・琴子が伝説過ぎて故人なのではと思っていたのですが、真琴が常に言っていたように力のある人でした。このシリーズは常に主人公がいつ再起不能になってもおかしくない緊張感がありますね(なので、琴子が故人なのではないかと疑惑が生まれていたのだと……)。

第22回日本ホラー小説大賞受賞作

シリーズ情報:ぼぎわんが、来る.
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2019

06

26

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恐怖小説キリカ.澤村伊智



不幸は出発の前に/長い長い妻の告白/友人に関する覚え書き

香川隼樹の応募作「ぼぎわん」が第22回日本ホラー小説大賞を受賞、妻の霧香と共に喜んだ。だが、友人の一人が香川の小説や環境に執着し、箍が外れた行動を取り始める。その狂気は妻の霧香にまで迫り、霧香の秘密のみではなく香川自身の秘密までをも曝け出してしまう。

第22回日本ホラー小説大賞を受賞、受賞後のペンネームは澤村伊智。本作は受賞の知らせを受け取るところから始まり、本作の依頼受けつつ、とリアルに進んでいきます。やはり人間が一番怖いのでしょうね。

2019

04

12

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などらぎの首.澤村伊智



ゴカイノカイ/学校は死の匂い/居酒屋脳髄談義/悲鳴/ファインダーの向こうに/などらぎの首

1998年9月12日、高校三年生の寺西新之助は同級生の野崎和浩を連れて、祖父母の家に泊まり込みで受験勉強に来ていた。だが、それは名目上で、本当の目的は幼い頃の経験に真相を導き出し、今でも消えない恐怖を拭ってもらうことだった。小さな山を越えた岩肌に狭く深い洞窟、そこには”などらぎ”の首があり、胴体が首を取り戻しに来た時に会ってしまうと首を取られるという。新之助は幼い頃にそこで”などらぎ”に出会ったのだ。(などらぎの首、より)

表題作は野崎が高校生の頃の話で、将来は伝承の本を書きたいと思っていると語っています。「ずうのめ人形」ではライターでしたので、目標に向かって進んでいるんですね。他には野崎と真琴がで出会った話や琴子の学生時代など、と裏表紙に書かれていましたが、琴子の学生時代って作中少ししかなかったような……。呼び飛ばしましたかね?

野崎和浩:フリーライター、ペンネームは野崎昆
比嘉真琴:霊能者、バー「デラシネ」のバイト

シリーズ情報:ずうのめ人形.などらぎの首.

2019

02

28

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ずうのめ人形.澤村伊智



オカルト雑誌「月刊ブルシット」。藤間が担当する「都市伝説の源流」のライター湯水の連絡が途絶えた。バイト学生の岩田と湯水の自宅を訪ねた藤間はそこで両の目を抉り出した死体を発見した。数日後、バイト学生から湯水の部屋から持ち出した書きかけの原稿のコピーを渡される。だが、それは読むと4日後に死が迫るものだった。バイト学生の死、そして藤間にもずうのめ人形が近づいて来る。

編集者の藤間視点、湯水の残した原稿の来生里穂視点、それらが交互に進行します。呪いが発動すると黒い振袖に顔を赤い糸で巻かれた日本人形が現れ、徐々に近づいて来ます。原稿は「リング」が公開される時期であると設定されていますし、リング的な世界に正面から挑んだ作品だと筆者に伺ったと解説に書かれていました。本作はデビュー2作目ですが1作目から真琴は登場していたようで、それを感じさせない程に誰が生き残れるかわからない感がありました。

藤間洋介:月刊ブルシット編集者
野崎和浩:フリーライター、ペンネームは野崎昆
比嘉真琴:野崎の婚約者、霊能者

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