2019

01

07

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おれたちの故郷.佐川光晴



宮城県選抜チームと対戦するため、卓也が青森から来た。試合後、陽介の寮に泊まった卓也と奈津からのメールを読んだ二人は驚く。二人が育った札幌の児童養護施設・魴鮄舎の耐震基準が問題になり、補強工事には約二千万円が必要だという。だが、叔母の恵子に継続のない意志がないらしい。確認のため札幌に集まる陽介たち。第一部完結編。

恵子おばさんが魴鮄舎の継続に否定的な理由。それがわかってからは、まぁ順調と言ってもいいかも知れません。陽介と卓也が、魴鮄舎こそ自分達の故郷だと認識するための事件とでもいえるのでしょうか。でも、その思いが枷になって欲しくないですね。二人はどこまでもガンガン行って欲しいです。

高見陽介:東北平成学園高等学校
柴田卓也:青森大和高等学校

シリーズ情報:
第一部 おれのおばさんおれたちの青空おれたちの約束.おれたちの故郷.
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2016

08

04

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牛を屠る.佐川光晴



働くまで/屠殺場で働く/作業課の一日/作業課の面々/大宮市営と畜場の歴史と現在/様々な闘争/牛との別れ/そして屠殺はつづく

北海道大学法学部を卒業、出版社に勤めたものの一年で失職した筆者が、作家になるまで勤めた屠殺場での在り方を書いた一冊です。小説と勝手に思って借りたのですが、自身のお話でした。以前、好きな作家のエッセイを読んだ時に何かが壊れ、以降その作家の作品を読むことがなくなったので読むのを躊躇ったのですが、あのシリーズを書いた人がどのような経緯を持つのか、その好奇心が勝ちました。

2016

07

25

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おれたちの約束.佐川光晴



おれたちの約束/あたしのあした

父親の横領事件により一家離散、伯母が運営する札幌市の養護施設魴鮄舎で中学を卒業した陽介は、東北平成学園高等学校に入学した。特待生として授業料は免除、返済無用の奨学金も獲得し、寮に移った。個性豊かな同級生にも恵まれ、初めての学園祭を迎えた当日、巨大な地震が陽介たちを襲う。(おれたちの約束、より)

魴鮄舎を出た陽介。新たな高校生活と仮釈放となった父親との確執が描かれています。日々成長していく若者と、過ちを犯した父親。何事もなかったようには戻れないかも知れませんが、逃げない陽介とそれを支える友情が…(涙)。師として見習いたいです。

シリーズ情報:おれのおばさんおれたちの青空.おれたちの約束.

2016

07

04

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おれたちの青空.佐川光晴



小石のように/あたしのいい人/おれたちの青空

父親の横領事件により一家離散、伯母が運営する札幌市の養護施設魴鮄舎で中学三年生となった陽介。同施設の同級生である卓也たちもそれぞれ自分の進む道を決めて、魴鮄舎を旅立つ日が近づく。

卓也、伯母の恵子、陽介の一人称連作短編集です。時系列はそのまま流れる中、回想という形で卓也が、恵子が、過去を振り返ります。しかし、陽介、卓也の推進力は尊敬しますし、陽介の名言集もつくれそうです。

シリーズ情報:おれのおばさん.おれたちの青空. 

2016

06

23

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おれのおばさん.佐川光晴



東大合格者ナンバーワンの名門開聖学園に通う、中学二年生の陽介は、父親の横領事件が発覚し退学。母の姉が運営する札幌の児童養護施設魴鮄舎に預けられた。強烈な個性を放つ伯母・恵子とそれぞれの事情で預けられた中学生達と共に暮らしながら、陽介は多くを学び成長する。

陽介の一人称で話が進みます。父の横領発覚で、エリート校を退学して養護施設に。急な環境の変化にも関わらず陽介は前に進んでいきます。そう出来たのは今までに培われたものがあったから、現在も築き上げているものがあるからなのかと思いました。卓也とは特に仲良くなりますが、お互いの背景も知らずに暮らす中に「人と人はお互いの何もかもを知らなくてもつきあっていけるからこそ、いつかすべてを知っても、それまでと変わりなくつきあい続けられる」と陽介は思います。確かに、友人の家族や専攻などは覚えませんしね。

シリーズ情報:おれのおばさん.

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