2010

10

30

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さよならバースディ.荻原浩



田中真は霊長類研究センターで、ボノボ(別名:ピグミーチンパンジー)のバースディに
言語習得実験を行っている。一介の助手の真だが、この実験の創始者・安達助教授が
自殺してからは、実験を引き継いでいる。だが、安達が自殺して一年も経たないある日、
共同利用研究者の由紀が、窓から身を投げる。真が、由紀にプロポーズし受け入れて
くれたと思っていた、その夜だった。真は、唯一の目撃はバースディから真相を探る。

研究という不条理渦巻く怖い世界と、真の愛する人間を失った真っ当な反応の対比で、
こんなに金と名声が絡んだ醜い人間になってはいけないという話です、多分(笑)。
複雑すぎず、研究センターという舞台に謎解きもあっているので、読んでいて楽しい。
真には性格はそのままで偉くなって欲しいですね。やめるな真、頑張れ真。
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2010

10

07

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サニーサイドエッグ.荻原浩



フィリップ・マーロウに憧れ、私立探偵になった最上俊平。ハードボイルドを狙っているが
折角探したペットに飼い主の虐待の跡をみつけ、逃してしまったり。人の庭に入り込んで
通報されたりの相変わらずの日々。ブロンドに青い目の秘書を紹介され、今度こそはと
思っていたが、やって来たのは金色に染めた髪にカラコンの生意気な少女だった。

今度は帰国子女の16歳の少女が秘書です。着物姿の美しい女性とおっかないヤクザ
双方から続けてロシアンブルーの捜索を依頼され、しかも、ヤクザは3日間の期限付き。
秘書や依頼主たちに振り回されながらも、最上はフィリップ・マーロウばりに?猫を探し、
やがて二匹のロシアンブルーの謎と、秘書の謎、謎はとけてすべた(古いですか・・・)。

シリーズ情報:
フィリップ・マーロウに憧れ私立探偵になった(余計なお世話?)最上俊平シリーズでは、
ハードボイルド・エッグ」の続編になります。

2010

10

03

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ハードボイルド・エッグ.荻原浩



フィリップ・マーロウに憧れ、私立探偵になった最上俊平。ハードボイルドを狙っているが
最初の依頼人が街の愛猫クラブ副会長だったからか、以後八割がペット失踪捜査だった。
巻き返しにダイナマイト・ボディの秘書を募集するも、若づくりの声と他人の写真に騙され、
雇ってしまったのは八十過ぎの婆さんだった。笑いと涙の探偵小説。

ハードボイルドに憧れる探偵が、失踪捜索のペットや秘書の婆さんに振り回されてつつ
軽くすったもんだした挙句に、いよいよ知人の絡んだ殺人事件に巻き込まれていきます。
笑いと涙のバランスがよく、最後は泣けてしまうかも・・・。

2010

09

17

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噂.荻原浩



『レインマンに会ったら、女の子は足首から先を切られちゃうんだ。
でも、ミリエルのローズをつけていると狙われないんだって・・・・・』
新製品の香水を売り出すための販売戦略は、口コミ。渋谷から発信された噂は
都市伝説となり、香水は大ヒットする。だが、足首のない少女の遺体が発見され、
噂は殺人事件となった。犯人は販売戦略の関係者か、噂を利用した者なのか?

高校生の娘と二人暮らしの刑事を主人公に、渋谷のイマドキの若者と殺人犯を
追う刑事たちを上手く絡めつつ捜査が進行します。それは、「押入れのちよ」を
読んでから他の本をなぜ読まなかったんだろうと思わず後悔してしまったくらいの
面白さです。そして、帯の通り、衝撃の最後がぁぁ・・・あります。

2009

03

12

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押入れのちよ.荻原浩



お母さまのロシアのスープ/コール/押入れのちよ/老猫/殺意のレシピ
介護の鬼/予期せぬ訪問者/木下闇/しんちゃんの自転車

時は現代、押入れにはちよ。表紙を見て頂ければ、およその察しはつくと思います。
リストラ同然に会社を辞めた主人公が、破格の安値でこの部屋に引っ越してきます。
表題作 「押入れのちよ」を含む、時に暖かく時にシュールな短編集です。

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