2018

04

15

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五覚堂の殺人.周木律



Burning Ship
2000.04

沼四郎が設計した志田家の別荘、五覚堂。百合子は同じゼミに所属する同級生
志田悟と訪れる。そこで、悟の祖父の遺言状が通知され、殺人事件が発生した。
その事件の映像を、十和田は善知鳥神から五覚堂で見せられる。一方、宮司は
過去の志田家の事件から導かれ、五覚堂を目指す。過去の事件に二人は挑む。

百合子は五覚堂の事件現場に、十和田は五覚堂で過去の事件映像を見せられる、
宮司は23年前の事件から五覚堂を目指すよう仕組まれる。善知鳥神が背後から
全てを操っているのは明白ですが目的はわかりません。宮司兄妹が理由もなく
巻き込まれているのではなく、間違いなく過去に理由がありそ、や、あります。
2014年に刊行された本作を2000年になぜ設定したのか。そこも絡みますかね。

十和田只人:放浪の数学者
善知鳥神:天才数学者
宮司司:警察庁刑事局警視
宮司百合子:その妹、大学院生

沼四郎:建築家、初作では驫木煬
志田幾郎:医師・数学者を経て哲学者、五感の哲学者とも

堂シリーズ情報:眼球堂の殺人双孔堂の殺人.五覚堂の殺人.
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2018

03

31

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双孔堂の殺人.周木律



Double Torus
1999.09

Y湖畔に建てられたダブル・トーラスと呼ばれる建造物。美術館として
設計された鍵様のそれは、日本数学界の伝説・降脇の私邸となっていた。
そこに滞在する十和田を訪ねた警察庁キャリア・宮司だったが、到着時、
降脇は殺害され、十和田が容疑者として連行されるところだった。

前作とは変わって、新キャラクター宮司司の視点で話は進んでいきます。
数学的な十和田語りは変わらずですが、警視庁キャリア視点なのでそこ
謎解きスタンダードでいい感じでした。十和田も宮司のこと認めつつも
奇人ぶりは更新されており、今後の役割分担がみえる展開でした。

十和田只人:放浪の数学者
善知鳥神:天才数学者
宮司司:警察庁刑事局警視
宮司百合子:その妹、大学院生

堂シリーズ情報:眼球堂の殺人.双孔堂の殺人.

2018

03

28

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CRISIS.小説/周木律 原案/金城一紀



公安機動捜査隊特捜班

凶悪事件の初動捜査を担当する警視庁公安機動捜査隊特捜班。通称特捜班。
午後6時、39階建てのホテルが武装集団に占拠された。ライフルやロケット
ランチャーも所持、既に警備員が射殺されているという。特捜班への指示は
短時間での犯人全員の確保、または殲滅を完全秘密裏に行うことだった。

捜査一課と絡みながら難事件の解決に挑む特捜班。シリーズ3回目くらいの
置いてかれ感があります。設定が説明されずに初回から置いていくタイプの
話は好きなのですが本作は微妙な置いてかれ感があります。特捜班の面子も
政治的背景に置いていかれているので、共感が生まれました。

稲見朗:元自衛官、巡査部長
田丸三郎:公安叩き上げ、巡査部長、
吉永三成:特捜班班長、元捜査一課刑事
大山玲:紅一点、ハッカー、巡査部長
樫井勇輔:元第八機動隊爆発物処理班、爆発物と毒物の専門家、巡査部長

2018

03

22

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眼球堂の殺人.周木律



The Book

全ての数学定理の証明が書かれている神の書「The Book」を探し求める
放浪の数学者、十和田只人。彼の元に世界を代表する建築学者・驫木から
新居への招待状が届いた。十和田と彼を追い掛けるルポライター・陸奥が
新居である眼球堂を訪ねると、そこには各界の天才たちも集められていた。

ホストとの晩餐、最初の夜が明けるとホストは殺害され、招待客も次々と。
というお約束の展開です。そこに数学が絡むと新しくなるのかややこしく
なるのかわかりませんが。既に、4作目も刊行されているシリーズなので
うっかり表紙を見てしまい、何となく最後が見えてしまった...残念です。

第47回メフィスト賞受賞作品

十和田只人:放浪の数学者
善知鳥神:天才数学者

堂シリーズ情報:眼球堂の殺人.

2018

03

01

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災厄.周木律



杉沢村山間の集落を中心に発生した、原因不明の大量死亡事件。健康安全局
参事官・斯波は感染症を疑うが、警察庁長官のテロ説に圧される。高知県を
発端に四国全域に広がる災厄に、斯波は現地入りするも原因菌は特定出来ず。
かつての友人・宮野からの連絡を受け、再度、斯波は災厄に立ち向かう。

ワタクシ的にはテロより感染爆発の方が好みですので、楽しく読めました。
何故か斯波と宮野の名前に覚えがある気がしてしまい、他の作品とリンク
しているのかが気になって仕方なかったです。クリーンな話かエグい話か。
振り幅が広いと感じました。

2018

02

10

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幻屍症.周木律



島周囲をフェンスで囲まれた孤島、四水園。そこでは「園生」と呼ばれる
何百人もの孤児たちが共同生活し、15歳の春で卒園していく。その園生の
一人ユタカはヒトとモノがしばしば歪んで見え、自ら幻視症と呼んでいた。
ある日、ユタカはミツルかと園内の謎「四忌」を追うことになる。それは
解ければ願いが叶い、真実に辿り着けない者は死ぬという四つの謎だった。

表紙からの印象でもっとホラー色が強い話と妄想していましたが、謎多き
孤島に住むユタカが、ミツルという友人を得て、何かに立ち向かう強さを
得ていくという爽やか成長記です。そう言えば、以前読んだ作品も理性が
漂っていました。

2016

09

30

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不死症. 周木律



過疎化の進んだ県境にある平成製薬研究所。その被験者棟の爆発で夏樹は
記憶を失った。同様に爆発と崩壊から生き延びた黒崎らと共に脱出を試みるが
突如、死んだ同僚に襲われる。研究所で何が起こったのか?夏樹の研究とは?

鉄板のゾンビです。夏樹が研究が解決を導いて終わり。ではなく、そこからの
展開に夏樹の心の成長があります。短期間ではありますが共に時を過ごした
ことが、夏樹に良い影響を与え、最終的には綺麗に終わっている気がします。

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