2017

03

24

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怪しい店. 有栖川有栖



古物の魔/燈火堂の奇禍/ショーウィンドウを砕く/
潮騒理髪店/怪しい店

被害者は自宅で「聴き屋」を営んでいた。悩みを抱えた客の話に耳を傾け、
心を軽くすることが仕事だった。秘密を聞き過ぎたのか、他の理由なのか。
火村は有栖川を伴い、捜査に立ち合う。(怪しい店、より)

「聴き屋」は、確かに秘密を握れそうですね。その秘密が危険すぎたのか、
加害者を追い詰め過ぎたのか。どちらもアリなので最後まで引っ張ります。
本書は〈店〉を題材にしたミステリでまとめられ、〈宿〉にまつわるミステリを
集めた『暗い宿』の姉妹編とも言えるそうです。読んで…ないですね…。

有栖川有栖: 推理作家、シリーズのほぼ一人称
火村英生: 英都大学社会学部准教授、臨床犯罪学者
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2016

03

10

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幻坂. 有栖川有栖



清水坂/愛染坂/源聖寺坂/口縄坂/
真言坂/天神坂/逢坂/枯野/夕陽庵

デザイナーの別荘、廊下の片隅にひっそりと飾られた源聖寺坂の絵。
パーティの夜、宿泊客の一人がその絵に書かれている少年を見たと
上げた悲鳴に他の参加者も起き出す。その中の一人、濱地健三郎は
自分は心霊現象専門の探偵であると明かす。(源聖寺坂、より)

天王寺七坂に因んだ怪談集です。心霊現象が専門の探偵・濱地が
「天神坂」にも出演しております。既にシリーズキャラなのでしょうか。
ぞくぞくする怪談ではないので、寝る前でも読めますw

2016

02

23

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菩提樹荘の殺人. 有栖川有栖



アポロンのナイフ/雛人形を笑え/探偵、青の時代/菩提樹荘の殺人

菩提樹荘と名付けられた別宅の、菩提樹の根元の池で他殺死体で発見された。
被害者は若さが売りのもとカウンセラー、コメンテーターなども行う文化人だった。
複数の女性と付き合いがあり、火村とアリスも関係者の事情聴取に加わる一方、
水が抜かれた池の底から思わぬものが発見される。(菩提樹荘の殺人、より)

若さをモチーフにした短編集です。それぞれ若さへのアプローチは違いますが。
表題作は若さが売りの被害者、それだけと思いきやアリスの若かりし頃の回想、
火村の過去を聞くことへの逡巡など、色々なものが含まれています。

あ、今更ですが本シリーズの情報を全く載せていないことに気付きました(笑)。

有栖川有栖: 推理作家、シリーズのほぼ一人称
火村英生: 英都大学社会学部准教授、臨床犯罪学者

2014

12

10

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高原のフーダニット. 有栖川有栖



オンコロ島ラプソディ/ミステリ夢十夜/高原のフーダニット

二年前、殺人事件の容疑者だった大朔兄弟。臨床犯罪学者・火村の推理により
冤罪を免れた。その兄・栄輔が弟・光輔を刺殺、明日に自首をすると火村に伝え、
通話は切られた。翌日、大迫兄弟の他殺死体が発見され、火村にも連絡が入る。
兄が弟を本当に殺害したのか、兄はなぜ殺害されたのか。昨日の電話に悔いの
残る火村は、有栖川と共に現地に向かう。(高原のフーダニット、より)

この二年前の冤罪話を、読んだような読んでいないような・・・どこか親切な方の
サイトでタイトルを探さなくては。冤罪を免れたのに、二年後に殺害されてしまう。
しかも、対処によっては防げた部分もあるのでは?なんともどんよりな設定です。
実際、火村先生も心に何かあると思いますが、話は意外とサクっと終わります。

有栖川有栖: 推理作家、シリーズのほぼ一人称
火村英生: 英都大学社会学部准教授、臨床犯罪学者

2012

10

10

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長い廊下がある家. 有栖川有栖



長い廊下がある家/雪と金婚式/天空の眼/ロジカル・デスゲーム

英都大学社会学部三回生の日比野は、限界集落のフィールドワークのため山奥に入った。
迷った挙句にさまよい出たところは、オカルト情報を満載した雑誌の取材クルーが集まった、
二つの家を地下でつなげる長い廊下のある家だった。心霊ライターの一人が現れないまま
深夜の取材を終えた翌朝、現れなかった心霊ライターの死体が長い廊下でみつかった。
(長い廊下のある家.より)臨床犯罪学者・火村とミステリ作家有栖川コンビの中短編集。

二つの家をつなぐ長い長い廊下、その真ん中には両側から閂がかかるという両開きの扉、
その扉の前に夜毎レディが現れる・・・。心霊スポットとして知る人ぞ知るその扉の場所で、
心霊ライターの刺殺死体が密室状態でみつかります。いかにもな舞台に血が騒ぐミステリ
作家・有栖川先生は爆発的アイディアを披露し、火村先生が論理的にばっさり解決します。
いかにもな舞台設定であれば、ミステリとホラーが混在し、割り切れない余韻が残り・・・
な感じが好みなのですが、本格ミステリにそれは望めません(笑)。

2009

02

15

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火村英生に捧げる犯罪. 有栖川有栖



長い影/鸚鵡返し/あるいは四風荘殺人事件/殺意と善意の顛末
偽りのペア/火村英生に捧げる犯罪/殺風景な部屋/雷雨の庭で

「これは火村英生に捧げる犯罪である」大阪府警本部に挑戦状が届き、
首を切り落とされた遺体が発見された。一方、有栖川は不信な電話を
受ける。関係の無いと思われた出来事が、やがて一つに解決される。
表題作を含む、八編。

百枚程度の中編から十枚の掌編まで、長さや内要がバラエティに富み、
ちゃっちゃか読めます。「気楽に読んで楽しんで」 と著者のあとがきに
書いてあったので、正しい楽しみ方だと思われます。

2008

09

06

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妃は船を沈める. 有栖川有栖



第一部「猿の左手」・幕間・第二部「残酷な揺り籠」からなる、犯罪学者・火村英生を
探偵役とするシリーズ第八長編です。願いを三つかなえてくれるが後がエグいという
有名な話「猿の手」が随所に効いています。このシリーズは、曇天の如くに空気が重く
感じる時があるのですが、これはさっくり読めました。他の方の書評に、火村の過去が
垣間見える箇所があると書かれていたのですが、その記憶がありません。
さっくり行き過ぎてしまったのでしょうか。ど、どこ?

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