2019

01

04

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ところで死神は何処から来たのでしょう?.榎田ユウリ



富永総合病院のソーシャルワーカー・小木輝は長野の森林で目覚めた。傍らの余見透と名乗る死神が、輝は既に死んでいると軽く言う。輝の記憶は一部欠落し、東京の病院勤務を終えた後に何故長野にいるのかがわからない。死んだ自覚のない輝は死神のアプローチをスルーしつつも死神と連みながら長野にいた謎を探るのだが、今まで知らなかった意外なことが判明していく。

お馴染みのネタバレ防止のため突っ込んで書けませんが、新しい展開でした。冒頭に「人は死んだらどこに行くの?」「霊安室」という会話があるのですが、如何にも病院関係者の会話っぽいと思ったら、対象者が医療ソーシャルワーカーでした。余見も輝も性格と口が正直で突っ込み合戦な会話が面白いのでつい流してしまいましが、背景にあるものは結構猟奇っぽい展開でした。

シリーズ情報:
ここで死神から残念なお知らせです死神もたまには間違えるものです.ところで死神は何処から来たのでしょう?.
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2017

12

01

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妖琦庵夜話 花闇の来訪者.榎田ユウリ



自らも内面の変化を感じられたマメは、思い切ってNPO団体が運営する食堂のボランティアスタッフに応募をし、食堂が安価で提供する定食のデザート担当となった。だが、その食堂をよく訪れる少女を虐待していた父親が殺され、甲藤が連れてきた女性を脅していた男も殺害された。妖人が絡む事件とY対も動き出す。

季節は桜が咲く頃。桜の花や花びらは勿論、桜餅もちょいちょい登場します。ワタクシ道明寺派ですが、洗足家は割れているようで、以前のお雑煮再びと思いましたが、また別のツボでした。もう一種類の桜餅は長命寺というそうで今まで桜餅と道明寺という名称だと思っていました。小休止的な一冊でした。

道明寺:粒々とした半透明の餅で餡を包んでいるタイプ
長命寺:薄いピンクのクレープみたいなもので餡をくるんでいるタイプ

妖琦庵夜話シリーズ情報:
その探偵、人にあらず空蝉の少年人魚を喰らう者魔女の鳥籠グッドナイトベイビー.花闇の来訪者.

洗足伊織:茶道師範、妖琦庵の亭主
夷芳彦:洗足家の家令
弟子丸マメ:洗足家の家事手伝い
鱗田仁助:警視庁妖人対策本部刑事>Y対刑事
脇坂洋二:Y対の新人刑事
青目甲斐児:反社会的妖人

2017

03

07

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死神もたまには間違えるものです. 榎田ユウリ



高梨広は執着無しに生きていた。ある日、広の乗った路線バスが急停止する。広は額を強打するも大事には至らず、他の乗客も同様だった。だが、余見透と名乗る死神が現れて、広や集められた乗客も既に死んでいると軽く言う。期限付きの時を過ごす面々。だが、広は一向に生への執着が芽生えないのだった。

突然の死を受け入れられない面々に心に、全く頓着せずに仕事を進める死神。いっそ清々しい程です。自分もいつかは死が訪れると頭に先では思っているのですが、あまりに突然ですし死神は軽薄ですし。いずれにしても日々をきちんとしておかないとと身が引き締まります。

シリーズ情報:ここで死神から残念なお知らせです.死神もたまには間違えるものです.

2016

11

29

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妖琦庵夜話 グッドナイトベイビー. 榎田ユウリ



ヒトと僅かに違うDNAを持つ妖人。平穏に暮らしていた《貘》の家族だったが、
どこからか彼らの妖人判定結果が漏れ出で差別を受けるようになり、《貘》は
妖琦庵を訪れる。《鬼》の属性を持つ青目に警戒する、伊織と芳彦であったが
青目は密かに動き出す。一方、マメの過去が次第にマメを苦しめていく。

本作はマメの過去が軸になっています。後半は緊迫する場面もありましたが、
グッドナイトベイビーをどう解釈するかで緊迫感が変わります。ワタクシかなり
良い方向に解釈したので緊迫感は緩めでした。以前にも増して多くのことを
考えさせられます。過去の挿話の意味が深く、今後どう絡むか楽しみです。

妖琦庵夜話シリーズ情報: その探偵、人にあらず. 空蝉の少年. 
人魚を喰らう者. 魔女の鳥籠. グッドナイトベイビー. 

洗足伊織:茶道師範、妖琦庵の亭主
夷芳彦:洗足家の家令
弟子丸マメ:洗足家の家事手伝い
鱗田仁助:警視庁妖人対策本部刑事>Y対刑事
脇坂洋二:Y対の新人刑事
青目甲斐児:反社会的妖人

2015

11

28

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妖琦庵夜話 魔女の鳥籠. 榎田ユウリ



タワーマンションで同日に二人の妖人が自殺をした。鱗田と脇坂は捜査を始め
二つの自殺に共通点と不自然さが多いことに気付く。同じ年頃の娘がいること、
妖人の申請や属性、自殺にも不自然さがあること。伊織は要請に応じ、二人の
娘に妖琦庵で茶を振る舞う。そして、その背後にはあの男の影が浮かぶ。

青目がじりじりと妖琦庵に迫る音が聞こえます。今回も終盤で緊迫、最大級の
緊迫感です。伊織と芳彦の出会いや相変わらずの舌戦など信頼の強さ深さが
伺えます。また、今回は鱗田さんが前面に出ていて安定感があります。

妖琦庵夜話シリーズ情報: 
その探偵、人にあらず. 空蝉の少年. 人魚を喰らう者. 魔女の鳥籠

洗足伊織:茶道師範、妖琦庵の亭主
夷芳彦:洗足家の家令
弟子丸マメ:洗足家の家事手伝い
鱗田仁助:警視庁妖人対策本部刑事>Y対刑事
脇坂洋二:Y対の新人刑事
青目甲斐児:反社会的妖人

2015

05

09

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ここで死神から残念なお知らせです. 榎田ユウリ



漫画家志望のニートでオタクな梶真琴は、いつものように近所の喫茶店ニルバーナにモーニングセットを食べに入った。ふと耳に入った「あなたはもう死んでいます」「まあ」という会話に振り返った梶は、スーツを纏ったイケメンと目が合い、その目にビビった。死んだことに気付かぬ人間を説得する死神だというイケメンは、梶に手伝いを命じる。

正体を知られたからには手伝えと、イキナリ死神の下僕となったニートでオタクな梶は今まで現実から逃げていた自分に向き合うことにもなります。死神が時に発する人間批判(?)は、深いんですよ。自分の日常に当てはめると唸ります。伏線からのラスト、あの映画を思い出します。最後のひと転がり、個人的には微妙です。

シリーズ情報:ここで死神から残念なお知らせです.

2014

08

16

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妖琦庵夜話 人魚を喰らう者. 榎田ユウリ



大晦日の深夜、妖人台帳に人魚として登録されている女性が誘拐された。父親には
まるで人魚を食べるために、彼女を誘拐したと思わせる画像がメールで届いたきりだ。
Y対の鱗田と脇坂も捜査に加わり、伊織にも協力が要請された。竜女島の網元だった
一族に、一体何があったのか。その背後に、人を操るあの男の影が見える。

八百比丘尼、人魚、竜女島、網元、などなど・・・潮の香りのするシリーズ三作目です。
伊織と芳彦の舌戦で幕が開けます。お正月のお雑煮について二人の主張が笑えます。
料理上手で喧嘩も強く、毒舌。三拍子揃った、素敵な家令・夷芳彦。是非お迎えしたい。
ですが、終盤やけに緊迫し心臓に悪いです。最終決戦近し、なのでしょうか。

妖琦庵夜話シリーズ情報: その探偵、人にあらず. 空蝉の少年. 人魚を喰らう者.

洗足伊織:茶道師範、妖琦庵の亭主
夷芳彦:洗足家の家令
弟子丸マメ:洗足家の家事手伝い
鱗田仁助:警視庁妖人対策本部刑事>Y対刑事
脇坂洋二:Y対の新人刑事
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