2017

07

08

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はこ. 小野不由美



あかない箱。いなくなった物。ある日、あいた箱の中には何が入っているのか?

繰り返し起こる開かない箱といなくなる物。想像すると案外怖いものです。怪談
えほんシリーズのようですが、小学生にこんな怖い話いいんですか?東雅夫編、
だけあって他にも素晴らしい作家たちがシリーズに名を連ねています。
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2016

06

26

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過ぎる十七の春. 小野不由美



従兄弟の直樹と隆は、この春17歳を迎える。例年どおり、春休みに隆の家を
訪れた直樹と妹の典子だったが、17歳を迎える息子に対する母親の複雑な
表情に違和感を覚え、ある日を境に突然人が変わったかのような隆に戸惑う。
そして悲劇は隆のみではなく直樹にも忍び寄る。二人は悲劇を回避できるか。

題名から17歳の誕生日を機に二人に何かが起このだろうと予測はつきます。
何となくの方向性もわかります。ですが、ここまですっきりきっちり終わりきると
思いませんでした。母の思いと二人の戦いが交差し、謎が解けます。

2016

05

15

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東亰異聞. 小野不由美



明治二九年、日本帝国の帝都・東亰の夜は、物騒だった。火炎魔人や闇御前
なるものによる殺人が続き、加えて、人魂売りや人形遣いなど見世物にしては
奇妙なものが目撃されている。帝都日報の記者平河は、便利屋の万造を誘い
事件を調べ始め、一連の事件の背後に名門華族の跡目相続を気配を感じる。

明治の時代を東京のパラレルワールド東亰に移して、怪しい連続殺人事件が
起こります。最後の最後にあの展開は全く予想もできず、古き良き明治時代の
ミステリを楽しんでおりました。複雑な背景を持った華族の相続が事件の鍵か、
別物の闇の住人の仕業か。楽しみ方は色々です。

2016

01

10

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緑の我が家. 小野不由美



高校生の浩志は父親の再婚を機に、小学生の頃一年ほど暮らした町で
一人暮らしをすることになった。ハイツ・グリーンホーム、そこは近所でも
有名な幽霊アパートだった。不快な忠告をする同い年の和泉、不気味な
落書きを続ける子供、無言電話、恐怖を感じる神社。不可解な出来事の
意味は何か、自分を守るはずの家が浩志を追い詰めていく。

この文庫シリーズの品揃えを見ると中学生対象と思うのですが、本作は
中学生が読むには重そうな、でも内容は読むべきかも。と、勝手に心が
右往左往です。背景を考えると最後も切ない余韻が残ります。

2016

01

04

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黒祠の島. 小野不由美



式部剛はライターや作家の依頼で調査を行っている。ある日、長年組んで
仕事をしてきた葛木志保が部屋の鍵を置いていった。三日で戻らなければ
探して欲しい、と式部は理解した。葛木を追い夜叉島に入った式部。だが、
島の因習が式部に立ち塞がり、葛木の足跡は途切れてしまうのだった。

黒祠: 祭政一致政策で統合されなかった神社
因習に縛られている島、夜叉島で葛木を探すも島民は口を閉ざすばかり。
葛木の足取りは途絶えてしまいます。明治の祭政政策からも信仰を守り、
黒祠の島となった閉鎖的な重さがヨコミゾ的です。最後まで読んで、あれ。
このラストシーンに既知感が...十年以上前の作品なのでもしや既読か?

2015

12

09

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鬼談百景. 小野不由美



読者から寄せられた九十九話の怪談実話集です。「残穢」に記されている
三年前に受け取っていた読者からの手紙というのは「お気に入り」でした。
あれを読んでこれを読まない、は無しでしょうと。勿論読ませて頂きました。
ますます「残穢」の現実味増し。どの話も読みやすいって凄いことですね。

関連本: 残穢

2015

11

09

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残穢. 小野不由美



端緒/今世紀/前世紀/高度成長期/戦後期Ⅰ/
戦後期Ⅱ/戦前/明治大正期/残渣

奇妙な体験談を募集していた筆者に、久保と名乗る女性から手紙が届いた。
久保は自分の部屋に畳を擦る音がする、その音は着物の帯だと思うのだと。
何かが引っ掛かり、読者から寄せられたて手紙を探すと、同じ所在地に住む
人物からも、同様の手紙を三年前に受け取っていた。久保に連絡する筆者。
それは怪異のもと、長い連鎖を辿る始まりだった。

映画の予告編を見て、これはと思って読んだのですが、勝手に膨らませた
イメージとは全く違いました。違った方面で、綺麗にハマったんですが(笑)。
目次を見て、時代と共に主人公が変わり原因に遡ると勝手に思いましたが、
以下同文。感情に押されるでもなく淡々と調査する。まさにドキュメンタリー。
以前にもこんな感じで好きな本があったのですが、思い出せない...です。

関連本: 鬼談百景

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