2017

09

06

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機龍警察 自爆条項 〔完全版〕. 月村了衛



警視庁特捜部ポリス・ドラグーン。刑事部、公安部などいずれにも属さない
専従捜査員と突入要員を擁する特殊セクション。裏社会の通称、機龍警察。

拳銃密輸の通報を受けた神奈川県警は、横浜港大黒埠頭で職質を行った。
突然、白人男性が短機関銃を発砲、大量虐殺のすえに自殺した。コンテナに
残された二機の機甲兵装に、テロ決行間近を察知した沖津は捜査を命ずる。
一方、ライザのもとに、かつて所属していた組織の処刑人が訪れる。

加筆修正された〔完全版〕です。前作同様、本質的な差異はなく、視点人物、
章区切りの変更やテロ現況の反映、捜査過程を詳細にしたなどのようです。
そして、改稿作業は本作が最後とのこと、これ以後の文庫化が楽しみです。
ストライクだった全編に漂うカサカサ感、変わらずでしたw

機甲兵装: 人体を模して設計された、二足歩行型軍用有人兵器
沖津旬一郎: 特捜部長、警視長
姿俊之: 特捜部付警部、龍機兵フィアボルグ搭乗要員、フリーランスの傭兵
ユーリ・オズノフ: 特捜部付警部、龍機兵バーゲスト搭乗要員、元モスクワ警察刑事
ライザ・ラードナー: 特捜部付警部、龍機兵バンシー搭乗要員、元IRA
鈴石緑: 特捜部技術班主任、警部補

機龍警察シリーズ情報: 
機龍警察. 自爆条項. 機龍警察 〔完全版〕. 自爆条項 〔完全版〕. 
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2017

08

30

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槐. 月村了衛



水楢中学校の野外活動部は恒例の合宿に出発した。部長の公一にとっては、
自殺した祖母の一周忌を前に、心の整理がつかぬままの合宿参加となった。
だが、キャンプ場に着いて間もなく、辺りに銃声が響く。関帝連合が隠された
大金を狙い、キャンプ場を封鎖、宿泊客を虐殺し始めたのだ。囚われた公一。
その時、一人の闘士が反撃を開始、公一たちも脱出に挑む。

よくある展開と言われれば、そうかも知れません。ですが、生徒一人ひとりの
成長が爽やかに書かれていて、以前の作品で主人公が身も心もズタボロに
なっていた時のトラウマが癒えましたw 槐が自らを「先生」と言う何か所かで
ナントカプレイか?と突っ込みたくなり、エグい場面が和みました。

2017

07

25

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機龍警察 〔完全版〕. 月村了衛



警視庁特捜部ポリス・ドラグーン。刑事部、公安部などいずれにも属さない
専従捜査員と搭乗要員を擁する特殊セクション。裏社会の通称、機龍警察。

不審な外国人複数が潜伏。匿名の通報により現場に向かった深川署員は、
先着のパトカーを破壊して逃走する、三機の機甲兵装を追う。だが、三機は
地下鉄のトンネル内へ侵入。軍用兵器による、立て籠もり事案へ発展した。
警察はSATと龍機兵を投入するも、最悪の結果を招いてしまう。

〔完全版〕を読んでみました。解説によると章に再編された点、姿の過去が
2頁ほど加筆された点、固有名詞の改変、視点人物の明確化、などがある
そうです。確かに、誰の視点なのかが明確になれば面白さが増しますね。
続けて文庫化されるのを楽しみにしています。

機甲兵装: 人体を模して設計された、二足歩行型軍用有人兵器
沖津旬一郎: 特捜部長、警視長
姿俊之: 特捜部付警部、龍機兵フィアボルグ搭乗要員、フリーランスの傭兵
ユーリ・オズノフ: 特捜部付警部、龍機兵バーゲスト搭乗要員、元モスクワ警察刑事
ライザ・ラードナー: 特捜部付警部、龍機兵バンシー搭乗要員、元IRA
鈴石緑: 特捜部技術班主任、警部補

機龍警察シリーズ情報: 機龍警察. 機龍警察 〔完全版〕.

2016

10

09

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土漠の花. 月村了衛



海賊対処行動に従事するためソジプチに活動拠点を置く自衛隊。有志連合
海上部隊連絡ヘリの捜索救助要請が入り、友永ら12名の警衛隊は現場へ
向かった。翌朝からの回収のため現地に留まった警衛隊に、小氏族の長の
娘・アスキラが助けを求めて駆け込んだ。他の氏族の一方的な虐殺を受け、
逃げてきたのだ。残虐な武装集団との戦いに友永らは巻き込まれる。

アスキラが逃げ込んできたことで事故機の回収から一転、命懸けの戦いへ。
生き残りを懸け土漠を進みます。極限の中においても、他人を守る気持ちを
持ち続ける隊員、自分の特性を活かして動く隊員。これでもかと降りかかる
試練に立ち向かう友永たちとアスキラ。彼らの心の動きも見どころです。

2016

07

22

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黒警. 月村了衛



警視庁組織犯罪対策部の沢渡には、腐れ縁のヤクザ幹部・波多野がいる。
それぞれの理由で一人の女を見殺しにした過去があった。その二人の前に
中国系黒社会の幹部・沈が現れ、対抗組織の秘密を握る女を匿うよう頼む。
だが、対抗組織との癒着は想像以上のものがあり、4人に危機が迫る。

主役が悲惨で終了という筆者の本を何冊が読んだので、その系列かと少し
ビビりながら読みましたが大丈夫でした。派手に打ち上げて終了、ではあり
ませんが、今後の生き方に影響を与えた、明るさを感じる終わりでした。

2016

05

04

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コルトM1851残月. 月村了衛



寛永六年。西国を廻り、抜荷の拠点を確立した郎次。表の顔は番頭、
裏の顔は抜荷を専任で采配する。だが、彼には組織の誰も知らせて
いない、コルトを使いこなし邪魔者を消すもう一つの顔を持っていた。
ある殺しを機に組織から追われる身となった郎次は、戦いを挑む。

本作は第一七回大藪春彦賞受賞作品であり、馳星周氏が選考会で
強く推したと自ら解説に書いてあります。本作の路線がわかりますね。
終わりも幸せとは言い難いですが、許容範囲のどんよりでした。

2016

01

30

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神子上典膳. 月村了衛



文禄二年、領主藤篠家の重臣龍田織部介は謀反の兵を挙げ、主君を討った。
藤篠の一族は悉く斬首され、ただ一人、難を逃れた澪姫に追手が迫っていた。
追いつめられた澪姫と小姓の小弥太の前に現れた牢人に二人は救われ、その
牢人の剣は一刀流、神子上典膳に間違いなかった。助けて欲しいと言ったから
助ける。典膳と共に逃げる澪姫たち。だが、更なる追手が迫り来る。

国を滅ぼされた姫を守って戦う。これは零牙の牢人版なのか?と思いましたが
違いました。別世界SFと時代小説というジャンルの違いでなく、姫を守るという
行動の根本原理が全く別物でした。しかも生き方が不器用過ぎます。あんなに
自分を痛めつけなくても…。「一刀流無想剣 斬」の改題。

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