2020

01

07

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黒涙.月村了衛



警視庁組織犯罪対策第二課の沢渡警部補は、公安部外事二課長を指揮官とする中国ロビー摘発の特別チームに移動を命じられた。沢渡は黒社会『義水盟』の大幹部・沈と兄弟分の契りを交わし、警察内部にいながら義水盟のために動く〈黒色分子〉だった。対象の天老会は、沢渡と沈の宿敵と言える相手。沈はインドネシアの青年実業家を加え策を練るが、彼の身に危険が迫る。

どちらかというと頭脳戦なのでしょう。命をかけて天老会を追い、自らにも危機が迫っているのですが、どこか緩慢で緊迫感がありません。互いの立場を活かしてるようにも兄弟といいつつ連携が取れているようにも、あまり感じらず不完全燃焼です。

シリーズ情報:黒警.黒涙.
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2018

11

26

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ガンルージュ.月村了衛



秋来祐太朗は友人に呼び出され山中の神社跡に向かった。そこで韓国の要人が襲撃される現場に居合わせ、自分も拉致されてしまう。秋来律子は連絡の取れなくなった息子を祐太朗の担任である美晴と共に探すが、事態は緊急であること警察の対応は期待出来ないことを知る。元公安捜査官である律子は自らの全てを賭けて息子を追う。

優秀な捜査官であった律子、体育教師で身体能力の高い美晴の凸凹コンビが祐太朗救出に向かいます。一つ、美晴の元カレが登場人物の間では暗黙の人物らしいのですが、こちらには謎だらけ。興味深いです。話は律子のシリアス、美晴のコミカルがバランスよく楽しめます。

2018

10

06

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水戸黄門 天下の副編集長.月村了衛



天下の副編集長/謎の乙姫御殿/艶姿女編修揃踏/日本晴れの恋の旅立ち

彰考館とは前水戸藩主徳川光圀公が「国史」編纂のために小石川の藩邸内に設置した支局である。だが、編纂は遅れに遅れ、もはや財政逼迫を理由に廃止の声まで上がっている。光圀公は彰考館総裁の安積澹泊覚兵衛、編修顧問の佐々介三郎宗淳、編修監督のお吟を伴い、催促をしても原稿を上げてこない執筆者の元に諸国原稿取り立ての旅に出る。

これは見事に某水戸黄門を編集に塗り替えてパロっております。一つひとつが編修者と執筆者に置き換えられて、時々ハマってしまいます。今一つ色物にはなりきれていないのが残念ですが、そこまで狙っていないのかも知れません。

2018

10

03

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機龍警察 火宅.月村了衛



火宅/焼相/輪廻/済度/雪娘/沙弥/勤行/化生

特捜部管理官の宮近は、明日の娘のピアノ演奏会に出席するよう妻子からの圧が入っていた。13時42分沖津に呼ばれ、明日までに国会答弁の作成を指示される。国会は10時開会、娘の演奏会は16時。間に合う。城木と共に徹夜で仕上げ、警察庁の連絡室で待機するため国会へ向かう。だが、陪席者が倒れ、急遽、宮近が代理となる。刻一刻と演奏会の時間は近づく。諦めない宮近。彼はいつ解除になるのか。(勤行、より)
※解除とは:国会の質問内容が判明したり、文書等の作成が終了して、関係者が帰宅可能な状態になることを意味する

シリーズ初の短篇集です。特捜班は常に裏切り者扱いで、全編を通してこれでもかというくらい明らかです。宮仕えの苦悩、刻一刻と迫る時間、それらを超えた上で宮近が得たのは何だったのか。タイムリミットのあるミステリとは違いますが入り込んでしまい、かなり危機感を感じました。

機甲兵装:人体を模して設計された、二足歩行型軍用有人兵器
沖津旬一郎:特捜部長、警視長
城木貴彦/宮近浩二:特捜部理事官、警視
姿俊之:特捜部付警部、龍機兵フィアボルグ搭乗要員、フリーランスの傭兵
ユーリ・オズノフ:特捜部付警部、龍機兵バーゲスト搭乗要員、元モスクワ警察刑事
ライザ・ラードナー:特捜部付警部、龍機兵バンシー搭乗要員、元IRA
由起谷志郎/夏川大悟:特捜部捜査班主任、警部補
鈴石緑:特捜部技術班主任、警部補

機龍警察シリーズ情報:機龍警察自爆条項機龍警察〔完全版〕自爆条項〔完全版〕.火宅.

2018

07

02

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影の中の影.月村了衛



ジャーナリストの仁科曜子が、ウイグル人コミュニティーの隠れた実力者テギン氏の取材当日、氏は殺害され曜子も命を狙われる。人道支援が絡み警察は動かない。曜子は氏が助けを求めるよう言い残した「カーガー」を探すのだが、更に身に危険が迫る。

カーガーが何者で何の為に。ジャーナリストである曜子の現在に沖縄県警外事課長の景村の過去が途中から入って来るので、そこは早々に知れます。ある時間まで持ち堪える。その緊迫した中で、景村と菊原組若頭の新藤の掛け合いが面白すぎますし、事後もいい感じで纏まっています。

2017

09

06

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機龍警察 自爆条項〔完全版〕.月村了衛



警視庁特捜部ポリス・ドラグーン。刑事部、公安部などいずれにも属さない専従捜査員と突入要員を擁する特殊セクション。裏社会の通称、機龍警察。

拳銃密輸の通報を受けた神奈川県警は、横浜港大黒埠頭で職質を行った。突然、白人男性が短機関銃を発砲、大量虐殺のすえに自殺した。コンテナに残された二機の機甲兵装に、テロ決行間近を察知した沖津は捜査を命ずる。一方、ライザのもとに、かつて所属していた組織の処刑人が訪れる。

加筆修正された〔完全版〕です。前作同様、本質的な差異はなく、視点人物、章区切りの変更やテロ現況の反映、捜査過程を詳細にしたなどのようです。そして、改稿作業は本作が最後とのこと、これ以後の文庫化が楽しみです。ストライクだった全編に漂うカサカサ感、変わらずでしたw

機甲兵装:人体を模して設計された、二足歩行型軍用有人兵器
沖津旬一郎:特捜部長、警視長
姿俊之:特捜部付警部、龍機兵フィアボルグ搭乗要員、フリーランスの傭兵
ユーリ・オズノフ:特捜部付警部、龍機兵バーゲスト搭乗要員、元モスクワ警察刑事
ライザ・ラードナー:特捜部付警部、龍機兵バンシー搭乗要員、元IRA
鈴石緑:特捜部技術班主任、警部補

機龍警察シリーズ情報:機龍警察自爆条項機龍警察〔完全版〕.自爆条項〔完全版〕. 

2017

08

30

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槐.月村了衛



水楢中学校の野外活動部は恒例の合宿に出発した。部長の公一にとっては、自殺した祖母の一周忌を前に、心の整理がつかぬままの合宿参加となった。だが、キャンプ場に着いて間もなく、辺りに銃声が響く。関帝連合が隠された大金を狙い、キャンプ場を封鎖、宿泊客を虐殺し始めたのだ。囚われた公一。その時、一人の闘士が反撃を開始、公一たちも脱出に挑む。

よくある展開と言われれば、そうかも知れません。ですが、生徒一人ひとりの成長が爽やかに書かれていて、以前の作品で主人公が身も心もズタボロになっていた時のトラウマが癒えましたw 槐が自らを「先生」と言う何か所かでナントカプレイか?と突っ込みたくなり、エグい場面が和みました。

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