2019

10

19

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ハーシュ.前川裕



1993年6月台風の夜、吉祥寺で新婚夫婦が惨殺された。容疑者は2ヶ月後に逮捕され、自供によって事件は解決した。20年後、警視庁捜査一課刑事の手塚は、2年前に荻窪で新婚夫婦が殺害された捜査に加わるよう指示を受ける。手塚が密命で探っていた管理官が消息を断ち、信頼していたかつての上司にも疑惑が深まる。犯人は手塚の身近にいるのか、動機は何か。そして、再び新婚夫婦が惨殺される。

ハーシュ?国外であれば犯人の名前なり手掛かりなりと思いましたが「苛酷」と言う意味で、手塚や事件関係者の状況を示しているのかと思いました。殺害方法は惨殺ですが、手塚の捜査自体は淡々と進んでいきます。内面に重点が置かれているのかと感じました。
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2019

10

07

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財務捜査官岸一真.宮城啓



ヘルメスの相続

2015年夏。東亜監査法人を辞めて財務コンサルティングの個人事務所を始めた岸だったが、同時に警察庁刑事局犯罪収益移転防止対策室捜査官も兼業していた。ある日、監査法人時代の上司・永友から依頼で、岸はフリージャーナリストを探すことになった。畑違いの捜査ではあったが、それは徐々に大企業の創業家に関する闇へと繋がっていく。

昨年末に読んだ前作が全く思い出せずに困りました。財務系の難しさに零れ落ちていたのでしょう。。。本作は途中まで刑事の捜査のようでしたが、後半がっつり企業の収益移転防止になりました。対策室がほぼ書かれていませんが、そちらの仕事にも貢献したようです。

シリーズ情報:マモンの審判.ヘルメスの相続.

2018

12

18

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財務捜査官岸一真.宮城啓



マモンの審判

ロンドン、投資銀行や証券会社が多く入るSOLビルの爆破事件で、岸は友人の打田を失った。その痛みを引きずる岸に警察庁に出向し、巨額のマネーロンダリング事件を捜査するという依頼がきた。一度は固辞した岸だったが、捜査は打田の死にも繋がっていく。

岸は、警視庁から出向している石田といいタッグを組んで捜査を進めていきます。出向者の集まりなので軋轢があるのかと思いましたがそこはなく、ややこしいマネーロンダリングのカラクリを追うことだけに頂点が絞られていて、スッキリ読めました。

シリーズ情報:マモンの審判.

2018

10

15

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アメリカ最後の実験.宮内悠介



脩はグレッグ音楽院の受験のため一人渡米した。目的はグレッグ音楽院に合格したという連絡を最後に消息を絶った父親を捜して一発殴ること。そのためには合格した者しか敷地に足を踏み入れることが出来ないグレッグ音楽院に合格しなければならない。だが、二次事件の会場で「アメリカ最初の実験」のメッセージが残された殺人事件が発生。間も無く第二、第三と事件が発生し動画配信されたのを機に、全米に伝播して行く。父親を追う脩は、やがて事件にも巻き込まれていく。

音楽留学というと「革命前夜」とつい比べてしまいます。日本人が音楽や国民性の荒波に揉まれて悩むのかと思いきや、受験とは情報戦、音楽はゲームだと独特の捻くれたところがあり好感が持てます。個人的には更に捻れて極めて頂きたかったのですが、棘が抜けてしまったかと感じられた最後は少し残念でした。

2018

06

22

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こどもつかい.牧野修



脚本 ブラジリィー・アン・山田/清水崇

トミーが連れ去った子供が戻った3日後に、近しい大人が謎の死を遂げる。新聞記者の駿也は少女からトミーの呪いを聞いた。児童虐待をしていた親が不審死を遂げた件で、第一発見者の少女の取材だった。一方、結婚を考えている尚美は勤務先の保育園でトミーの呪いを受けてしまう。呪いを解くべく始まりの地、伊勢に向かう。

本作は呪いに期日がある系です。新聞記者の駿也は尚美が呪いを受けことを機に行動しますが、駿也は過去に自分が逃げた事を悔い、今度こそ逃げないために踏ん張ります。尚美も虐待されていた自分の過去とも戦うことになり、二人のトラウマ克服にもなっています。

2017

07

16

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組長デカ.南英男



羽賀が警視庁捜査一課から捜査三課に左遷されて一ヵ月、父が急死した。エスカレーターからの転落死だった。だが、逮捕したスリが父のライターを持っていたことを機に、父の死に疑いを持つ。事故死でなく他殺なのでは?羽賀が独自に調査を始めると、思いがけないに事件に繋がっていく。

軽めな話でした。独自で捜査をする場合は、現在追っている時間の合間に行うものと思っていましたが、なんと、まさかの風邪で4連休でした。しかも、明日もや休みたいな的な軽さです。事件を追う中で、現場にいたこともありますが、他部署そこスルーかとも驚きます。

2016

11

09

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ふたり狂い.真梨幸子



エロトマニア/クレーマー/カリギュラ/ゴールデンアップル/ホットリーディング/デジャヴュ/ギャングストリーキング/フォリ・ア・ドゥ

川上孝一26歳、榛名ミサキの連載小説「あなたへの愛へ」を勧めらて読んだ。ヒロインはミサキ、ヒロインに思いを寄せる男性は孝一、共に氏名と職業とが同じであることで、孝一はミサキが自分との愛を小説にしたと思い込んでいく。そして、その思いは日に日に歪んでいくのだった。(エロトマニア、より)

短編集と思いきや、色々絡まっています。これは再読した方がいいかもというレベルです。解説にも短篇で楽しみ、繋がる構成に驚き、繋がって見えてくる物語に再度ぞくりとする、という三層の楽しみ方が出来るとありました。成程。

参考文献に春日センセの「ロマンティックな狂気は存在するか」がありました。読まなくてはw

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