2018

06

16

コメント

招キ探偵事務所.高里椎奈



字幕泥棒をさがせ

幸多がバイトする奥田映写館で、映画の公開初日に違う映画の字幕が
流れてしまった。人為的なミスと考える幸多。だが、常連客の雪穂に
押し切られ、幸多と雪穂は事件の解決のため現像所を訪れる。そこで
幸多は脅迫事件に巻き込まれ、任意同行を求められる。

幸多の本職が探偵であると、うっかり読み逃して(または読んだのに
瞬時に忘れて)しまい、誰が探偵役なのか探り探り読んでいました。
今書くにあたり、一部読み直して知りました(笑)。こんなに初めの
方に明記してあったとは。。。流れは面白かったのですが、こんなに
探偵役を伏せる理由があるのか?どんな理由で?と探ってましたから。
シリーズ化されたら、探偵役を知った上で次作は楽しみたいです。

黒音幸多:探偵
雪穂史郎:フォントデザイナー
木島虎之助:刑事、雪穂の叔父
スポンサーサイト

2017

05

14

コメント

ぞろりん がったん. 大門剛明



怪談をめぐるミステリー

序章/座敷わらし/言うな地蔵/河童の雨乞い/
吉作落とし/チロリン橋/ぞろりん がったん

内畠拓也は救急救命士、世良耕平という伝奇物の作家の友人がいる。
ある夜、世良の義妹から、姉と連絡が取れないと相談を受けた内畠が
世良を訪ねると、最新作「ぞろりん がったん」を読むことになり…。

序章に振りがあり、各地の怪談を取り入れた短編集が続きます。そして
最後はまた、内畠の話に戻ります。短編はどんでん返し的なものもあり、
そのまま行くのもあり、幅は豊かです。

2017

05

03

コメント

不協和音. 大門剛明



偶然と必然/箱師の鉄/英雄の偶像/左と右/発火点

京都、刑事と検事の事件手帳

太秦署の刑事・川上祐介は、自白から黙秘に転じた事件の遺体探しに奔走する。
だが、京都地検は不起訴を決める。担当検事は唐沢真佐人、祐介の実弟だった。
二人の父親は京都府警の名刑事だったが冤罪を機に失職、真犯人は未だ不明。
21年ぶりの再会だが、事件を軸に激しくぶつかり合う。

帯に「炎の刑事と氷の検事」とありましたので、硬派な話だと思って読みましたが、
今一つユルかったです。何故か女弁護士まで出てきて???な行動も取りますし
微妙でした。続編は読むと思いますが、兄、もう少し頑張って欲しいですね。

川上祐介: 太秦署刑事、巡査部長
唐沢真佐人: 京都地検刑事部検事
大八木宏邦: もと京都府警刑事、二人の父親、故人
小寺順平: 京都府警捜査一課警部補
宇都宮実桜: 左京法律事務所、弁護士

2017

04

27

コメント

鍵師ギドウ. 大門剛明



ガヴィニエスの金庫/谷中の鍵屋/ルイ十六世の錠前/
指名手配犯と手錠の鍵/かっぱの鍵違い/天使長の錠前/
鍵師ギドウ

福森孔太はヤクザと気付かず、ピッキングで侵入した金庫の金を盗んで
しまった。依頼、追われる孔太は飛び降り自殺を図るが心晴に助けられ、
谷中の鍵屋、野々村十六堂の天才的鍵師・多聞の元で働くことになった。
多聞は鍵師が開けるのは錠前だけではないと言う。そして、多聞が追う
〝鍵師ギドウ〟とは何者なのか。

天才的鍵師・多聞の更に上をいく鍵師・ギドウ。解錠不可能といわれた
鍵を短時間で解錠、ショックで高齢だった鍵の製作者が亡くなったほど。
そんなベースがあり、話が進んでいきます。孔太が主人公でしたので、
鍵師としての成長物語かと思いきや…多聞の年齢からこちらの想定外。
着地点も最後まで微妙にわかりませんでした。

2017

02

20

コメント

ヤタガラス. 豊田巧



戦場を飛ぶ八咫烏/聖女カタリナ/闇に哭く鴉/桶狭間の二人

鉄砲が南蛮から伝わって二十年弱。人を打つには二十五間(約50メートル)まで
近づかないと当たるものではなかった。だが、凄腕の鉄砲上手・八咫烏は百閒先
からでも、人を打ち抜くことが出来る。孫十三は鉄砲職人・四朗と出会い、高額で
八咫烏の仕事を請け負っていた。全ては姉の語る理想の世をつくるために。

姉の理想郷のために高額で人を撃つ。因果な話です。結末は幸せではない気が
してしまいます。話自体は好きなのですが、全体に漂う最後は悲惨感に圧を感じ、
読みながらどうにも落ち着きませんでした。

2016

09

07

コメント

タックスヘイブン. 橘玲



フリーのプライベートバンカー、古波蔵。技術書などの翻訳をしている、牧島。
やり手のファンドマネージャーと結婚、優雅な生活をおくる紫帆。3人は高校の
同級生だった。夫がシンガポールで転落死し、紫帆は牧島に動向を依頼する。
古波蔵をも巻き込む、命がけの金融情報戦が始まった。

国際金融にミステリーを絡めた本作です。実は国際金融のカラクリなんて全く
わかっていないので理解できてるとは言えませんが、雰囲気は楽しめました。
男女3人の高校の同級生が再会し、あれだけ力になる理由としては、過去に
もっと何かあるような気がするのですが、そこはあっさりでした。

2016

01

14

コメント

月夜の島渡り. 恒川光太郎



弥勒節/クームン/ニョラ穴/夜のパーラー/幻灯電車/
月夜の夢の、帰り道/私はフーイー

大場が12歳になったばかりの頃、両親と一緒に離島を訪れた。島の少女と
仲良くなった祭りの夜、幽冥な気配を放つ女とその後ろに従う男に出会った。
女は大場の未来を話し出す。(月夜の夢の、帰り道 より)

沖縄を舞台にした短編集です。ホラーというより因果応報という感想でした。
沖縄の言葉で会話されているので、時々?な部分もあるのですが、大筋は
読めている筈です(笑)。土地特有の妖怪?のようなものも出てくるのですが
創作なのか沖縄スタンダードなのか不明で、勉強が足りませんでした。

プロフィール

シカフ

Author:シカフ
シカフ衛星Cへようこそ!

日本ブログ村

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

カレンダー

06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索フォーム

軽量 ページネーション

Designed by

Ad