2017

06

12

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夜葬. 最東対地



夜葬: 山奥の廃村に伝わる風習。人の顔は神様からの借りものとされ、死後は
顔をくりぬかれ、神様に返すものとされた。死者を弔う儀式は必ず夜に行われる。

額から顎にかけて大きく破損した遺体が連続して発見される。だが、発見場所は
あまりにも離れており、同一犯と仮定し難かった。番組制作会社の新人・三緒は、
事件の情報提供者と会うも詳細を聞く前に失踪、後日、顔をくりぬかれた遺体が
発見された。三緒たちは事件を追う。だが、三緒の身にも危険が迫っていた。

触れてはいけない、係わってはいけないものがある。それを関係者が知るのは
最後の時です。呪怨的な巻き込まれ方ですが、追われ方に現代器機が上手に
活用されています。本当にそんな音が聞こえそうで怖いです。
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2016

09

30

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不死症. 周木律



過疎化の進んだ県境にある平成製薬研究所。その被験者棟の爆発で夏樹は
記憶を失った。同様に爆発と崩壊から生き延びた黒崎らと共に脱出を試みるが
突如、死んだ同僚に襲われる。研究所で何が起こったのか?夏樹の研究とは?

鉄板のゾンビです。夏樹が研究が解決を導いて終わり。ではなく、そこからの
展開に夏樹の心の成長があります。短期間ではありますが共に時を過ごした
ことが、夏樹に良い影響を与え、最終的には綺麗に終わっている気がします。

2016

07

18

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サッド・フィッシュ. 佐藤青南



行動心理捜査官・楯岡絵麻

目の上のあいつ/ご近所さんにご用心/敵の敵も敵/私の愛したサイコパス

行動心理学と人並み外れた洞察力で嘘を見抜き、口を割らせる。
自供率100%の捜一最終兵器、楯岡絵麻。人呼んで「エンマ様」。

大麻取締法違反での有罪判決を受け、活動自粛期間を経た復帰作の
レコーディング中に覚せい剤濫用で死亡した吉田恭司。事件性はなし。
それを無視するかのように聞き込みを始める絵馬を解決に導いたのは
日頃反目する同僚・筒井の言葉だった。(目の上のあいつ、より)

小難しい話かと思って読んだのですが、軽いノリでした。基本は絵麻が
話を聞く中で嘘を見破り、そこからサクっと解決するというパターンです。
そして今更ですが、これ、シリーズものだったようです。

SAD FISH人: 間が生れながらにして持つ基本的な七つの感情、
悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖、興味、驚き、幸福の英語頭文字

2016

07

08

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僕の探偵. 新野剛志



死者に名を/雨宿り/女王様のクリスマスプレゼント/恋は紫色/生者に花を

デリバリーヘルスの店長をしている勇吾は、学生時代からの友人・宗介と
街で再会、以来半年ほど、部屋に居着かれている。ある日、面接に来た
日留間朝顔の初出勤日に、彼女が殺害されたとニュースを見た宗介から
連絡が入る。だが後日、彼女が勇吾の店を訪れる。彼女は何者なのか。

殺害された筈の日留間朝顔が勇吾の店を再訪します。テンパる勇吾・笑。
その謎を解く宗介。互いに暗い過去を持つ勇吾と宗介が中心にいるので、
どこか話の終わりもどんよりしています。最後はどれ程どんよりするか?
想像しましたが、最悪の想像よりはどんよりしませんでした。

石川勇吾: 素人専門デリバリーヘルス「ラブホリック」店長
大伴宗介: 勇吾の友人、居候

2016

05

01

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君の膵臓をたべたい. 住野よる



病院のソファの上に忘れ置かれた文庫本。開いたそれは本ではなく、膵臓病で
余命がわずかと知った同級生が、「共病文庫」と名付けた日記だった。図らずも
知ってしまった家族以外は知らない秘密、その日から二人の距離は近づく。

臓器をどれか一つ食べろと言われても、膵臓だけは避けたい。。そう思いつつ
読んだ本書には、昔の人が肝臓が悪かったら肝臓を食べることで病気が治る
と、信じられたいたということに準えて発せられ、最後の方は何といえばよいか
ちょっとわからないんですが、青春でした。

2016

04

17

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駐在巡査. 佐竹一彦



春の事件/夏の事件/秋の事件/冬の事件

妻の健康を気づかい山谷村駐在所勤務となった猪熊。ある春の朝、村人の
通報により河原のテントの中で、二遺体を発見する。ダブル不倫男女は殺し、
無理心中、両方の可能性があるも行き詰る捜査。猪熊は口の堅い村人から
情報を得るため自治会のメンバーを招集した。(春の事件、より)

猪熊と妻・靖子が時に探偵役となり、村の事件を解決していきます。四季を
通してこの村の状況もわかり、まさに駐在巡査ならではの味が出ています。
大どんでん返しや悲惨な最後もなさそうなので、安心して読めました。

2016

03

30

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ショカツ. 佐竹一彦



バレエスクールに向かう途中、少女は側頭部にボウガンの矢を受け重体となる。
実務研修で城西署に派遣された見習い刑事は、ベテラン指導担当の赤松刑事に
張り付いて事件を追う。三十年ものあいだ主に盗犯を担当してきた赤松の、その
職人技ともいえる捜査は、やがて連続犯となる事件の真相に迫る。

元警視庁警部補が描く警察ミステリーの傑作、それを知って読みたくなりました。
主人公の一人称で淡々と進む中に懐かしさというか切なさが漂います。その後の
刑事人生に何か深い影でも?と疑うほどの切なさを感じ、結末に怯えたほどです。
赤松刑事の人間性と技に唸りつつも緊迫して読んでしまいました。

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