2017

04

30

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決戦のとき. あさのあつこ



光と闇の旅人Ⅲ

おゆきは、闇の蔵人を追い江戸から時空を超えた銀の太刀を使う星の娘。
結祈は、不審な行方不明者が相次ぐ東湖市の名家・魔布家、金の太刀を
使う星の娘。闇の蔵人と闘う決意を新たにした二人。だが、結祈の双子の
弟である香楽に異変が起きる。一方、警察も被害者の背後を探り、一人の
人物を絞ってきた。その人物は香楽の近くに迫っていた。

表題の通り決戦です。若者向けの本だから。というわけではないかも知れ
ませんが、心を美しく保ち相手の身になって考えましょうという啓発本?の
ようです。全体的に爽やかですが、一部スプラッターはリアルです。

シリーズ情報: 暗き夢に閉ざされた街. 時空の彼方へ. 決戦のとき. 
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2017

04

24

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時空の彼方へ. あさのあつこ



光と闇の旅人Ⅱ

おゆきは母と裏長屋で暮らしている。母は闇をとても恐れ、おゆきにも厳しく夜の
外出を禁じていた。ある日、同じ長屋に住む子供が死体で発見されたことを機に
二人は引っ越しを重ねる。やがて、おゆきは母が恐れる闇と闘うことを決意する。
そして、母から告げられたおゆきの出生。彼女もまた星の娘だったのだ。

結祈の家に現れた白い猫おゆきもまた、星の娘でした。彼女が何故、猫に姿を
変えたのか、現代に現れたのか。本作それが語られて次作クライマックスです。
どこまで身内が犠牲となるのか、初心者なので傾向がわかりません。

シリーズ情報: 暗き夢に閉ざされた街. 時空の彼方へ. 

2017

04

18

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光車よ、まわれ!. 天沢退二郎



激しい雨の日の朝、一郎は遅れてきた同級生が大男のばけものに見え、驚く。
相手にそれを気付かれた一郎は追われ、龍子を中心とした仲間達に助けらる。
そして、龍子から 《水の悪魔》が事件を起こしている。その正体に気付きだした
自分達も狙われる。《光車》を探して戦わなくてはならないと告げられる。

1973年に単行本刊行、87年に文庫本刊行、2004年に復刊、加筆・修正の後、
2008年に文庫本として刊行された新装版が、本書です。これを読んだだけでも
名作感に満たされています。内容は昭和ですが、古いのではなく、昭和を書いて
いるという感じです。一郎たちは 《水の悪魔》に勝てるのか.....意外にも緊迫感や
疾走感があり、ドキドキの結末に駆け抜けていきます。

2017

04

15

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暗き夢に閉ざされた街. あさのあつこ



光と闇の旅人Ⅰ

中学一年生の結祈は、東湖市の旧家・魔布家の長女。曾祖母、母、双子の弟・
香楽と暮らしていた。だが、血に染まったかのような禍々しい赤い空を夢に見た
日から、結祈の生活は一変する。曾祖母から時空の狩人として闇の蔵人と闘う
運命である星の娘だと告げられたのだ。

若者の本から若者のシリーズを選んでしまったので若者の本が続いています。
引っ込み思案で優しい女子が、闘わなければならない運命を知り、悩みます。
しかーし、悩んでいる時間はありません。闘いは既に始まっています。女系の
旧家で何代かに一人生まれる、力を宿した結祈。それを伝える曾祖母。女系
なのに生まれた弟・香楽。色々フラグが立っているのでしょうか。

シリーズ情報: 暗き夢に閉ざされた街. 

2016

12

14

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博物館のファントム. 伊予原新



箕作博士の事件簿

呪いのルビーと鉱物少年/ベラドンナの沈黙/送りオオカミと剥製師/
マラケシュから来た化石売り/死神に愛された甲虫/異人類たちの子守唄

池之端環は国立自然史博物館の新人、植物研究部に所属している。
片付け魔の環は旧標本収蔵庫の整理を命じられたが、動物研究部の
箕作類は「どんなものも絶対に捨ててはならない」と言い放つ。噂通り
変人の箕作だが、標本収蔵室から鉱物が紛失するという事件が発生、
箕作の知識が解決に導く。(呪いのルビーと鉱物少年、より)

絶対に捨てない箕作と片付け魔の環。凸凹コンビが自然史博物館で
発生する事件を解決していきます。男女のコンビは数多くありますが、
博物館での背景や新人の環が知識を吸収していく様子が理系っぽく
硬派な感じが新鮮な(思いを形に出来ません・笑)連作短編集です。

2016

10

31

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エウレカの確率 よくわかる殺人経済学入門. 石川智健



向山製薬コンプライアンス課の課長である玉木は、食堂に貼られた告発文書を
調査していた。閑職である希少疾病第二研究部門で、人体実験が行われている
という内容だ。玉木が当該部門に日参し面談を進める中、研究員が自宅で死亡。
事件性なしと判断された一ヵ月後、警視庁から、特別捜査官が再調査に訪れた。
彼の名は伏見真守、経済学という客観的立場で真実を暴くという。

シリーズ二作目は製薬会社が舞台です。玉木は上司命令で伏見に張り付きます。
理系の研究員の個性の強さに胃を痛める玉木ですが、その研究員達を振り回す
伏見に更に翻弄されます。伏見の益々立ったキャラが玉木には良薬だったのか、
どんよりした最後を爽やかに〆てくれます。

エウレカの確率シリーズ情報: 経済学捜査員 伏見真守. よくわかる殺人経済学入門. 

2016

06

19

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エウレカの確率. 石川智健



経済学捜査員 伏見真守

川崎市高津区で起きた連続殺人事件。発覚から一ヶ月が経ち、捜査本部に
科学警察研究所・プロファイラ―の盛崎と、経済学者の伏見が増員された。
伏見は全殺人事件の三分の一にあたる合理的殺人の解決に自分は有効。
本件で最大の利益を得た人間を探し出し、追求するために来たという。

殺人事件と経済学。殺人を犯すことはリスクが高いが、そのリスクを上回る
利益を得られる場合はリスクを選ぶ者もいる。そう言われると確かに殺人と
経済学はリンクするかも知れません。伏見の分析は実のところ難解ですが
面白く、日頃の怠惰な姿勢が問われるようでシャキッとなります。

エウレカの確率シリーズ情報: 経済学捜査員 伏見真守. 

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