2018

11

13

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誰も僕を裁けない.早坂吝



職業娼婦、趣味探偵。上木らいちの元にメイド服一式と訪問依頼が届いた。差出人は逆井東蔵、全く面識がなかったが指定の日時に訪ねると四泊五日30万円でメイドをすることにな理、翌日、東蔵の子供が連続で殺害される。一方、高校生の公平は埼を深夜に訪ね、条例違反で逮捕される。らいちは犯人を明らかに、公平は裁きを跳ね除けられるのか。

軽めの流れについ惑わされますが、裏表紙にある社会派は間違いではないのかもです。残念な人もいますが、多くの人は形は違えど芯があると思いますし、危機をくぐり抜けた企業小説に通じるような気がするのですが気のせいですか?同族会社の連続殺人事件の結末がこんなに爽やかとは思いませんでした。

シリーズ情報:○○○○○○○○殺人事件虹の歯ブラシ.誰も僕を裁けない.
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2018

11

02

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虹の歯ブラシ.早坂吝



上木らいち発散

上木らいち、職業娼婦、趣味探偵、高級マンションレインボーツリー707号室在住。その部屋の洗面所には虹色の歯ブラシが常備されている。ライチと平日の決められた曜日に部屋を訪れる男達用だった。月曜日の固定客・村崎の経営する会社で秘書が殺害された。村崎は707号室を訪れていたのでアリバイがある。刑事の藍川は事件を解決したらいちに魅了され、火曜日の固定客となった。

エロい事件をエロい探偵が解決します。本作を読むと前作はエロが抑え気味だったのだと感じます。ですが、最後の橙かららいち自身の色・赤はメタメタな展開でシリーズは終わりなのかと思わせる展開。エロいながらも筋の通ったらいちを好きになったのですが。。。残念。。。太字には意味がありました。

シリーズ情報:○○○○○○○○殺人事件.虹の歯ブラシ.

2018

10

27

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ハイエナの微睡.椙本孝思



刑事部特別捜査係

深石市は地元企業と信仰が絡む。マンションの一室で県警警務部所属の警察官のバラバラ死体が発見された。捜査一課特捜係の佐築は現場に残された深石建設の社章に地元企業の関与を疑うが、捜査は強行犯係に引き継がれた。翌日、バラバラ死体の被害者所有のマンションの一室で冷蔵庫の下敷きになった警察官の死体が発見され、同様に深石建設の社章が残されていた。事件の継続捜査を訴えるも警察官の連続殺人事件は佐築の手を離れていくが、真相に気付いた佐築は犯人を追う。

ラスト40ページで世界が一変する衝撃の警察小説。と、背表紙にありましたが確かに衝撃です。ネタバレしてしまうのでかけませんが、あれとこれは唐突かなと思うところもありました。

2018

10

21

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聖女の毒杯.井上真偽



その可能性はすでに考えた

「カズミ様」の伝説のある地方の町は、花嫁の結婚の意思が何より尊重される。フーリンはかつての部下を訪ね、「飛び石毒殺事件」に巻き込まれた。婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした花婿や親族が、飛び石で毒殺される事件が発生したのだ。青髪の探偵・上苙丞は、「カズミ様」の奇蹟を存在を証明するため容疑者探しの場に現れる。

奇蹟を目眩しに仕組まれた殺人事件。鉄板のネタですが、その中から真実をではなく、仕込みを全て否定出来たから奇蹟であると、奇蹟の証明に挑む探偵。飛び石で毒殺されているので様々な単独説・共犯説が飛び交います。諸説を「ゆえに矛盾」と否定するのが羅列され、難しいところはスルーなのですが雰囲気が好きなので理屈ではありません。

シリーズ情報:その可能性はすでに考えた.聖女の毒杯.

上苙丞(うえおろ じょう):奇蹟の存在証明に挑む探偵
姚扶琳(ヤオ フーリン):上苙に金を貸す、老仏爺(ラオフォイエ)
宋儷西(ソン リーシー):西王母(シーワンムー)の異名を持つ怪女
八ツ星聯(やつほし れん):探偵の元助手

2018

10

15

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アメリカ最後の実験.宮内悠介



脩はグレッグ音楽院の受験のため一人渡米した。目的はグレッグ音楽院に合格したという連絡を最後に消息を絶った父親を捜して一発殴ること。そのためには合格した者しか敷地に足を踏み入れることが出来ないグレッグ音楽院に合格しなければならない。だが、二次事件の会場で「アメリカ最初の実験」のメッセージが残された殺人事件が発生。間も無く第二、第三と事件が発生し動画配信されたのを機に、全米に伝播して行く。父親を追う脩は、やがて事件にも巻き込まれていく。

音楽留学というと「革命前夜」とつい比べてしまいます。日本人が音楽や国民性の荒波に揉まれて悩むのかと思いきや、受験とは情報戦、音楽はゲームだと独特の捻くれたところがあり好感が持てます。個人的には更に捻れて極めて頂きたかったのですが、棘が抜けてしまったかと感じられた最後は少し残念でした。

2018

10

12

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○○○○○○○○殺人事件.早坂吝



小笠原諸島の再従兄弟島は黒沼夫婦だけが住むプライベート・アイランドだ。地方公務員の沖は、アウトドアのブログで知り合った同好の士と4度目のオフ会のため再従兄弟島を訪れた。だが、フリーライターの成瀬がらいちと名乗る赤い髪にフェロモンを過激に撒き散らす服装の18歳?の少女を連れて来ていた。翌日、黒沼の妻と医師の浅川が失踪し沖は駆け落ちを疑うが、次いで成瀬が殺害される。

デビュー作であり第50回メフィスト賞受賞作です。麻耶雄嵩氏が軟禁されていることを愚痴りながら解説しています。そして、「○○○○○○○○殺人事件」の「○○○○○○○○」に当たる部分を当てよと、読者への挑戦状が冒頭いきなりあります。視点人物と探偵が交わることが無く新鮮でした。沖君の性格は興味深いのですが本作のみなのでしょうか。

シリーズ情報:○○○○○○○○殺人事件.

2018

09

24

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東京結合人間.白井智之



人間が子孫を残すには生殖器を使って交尾するのではなく、互いの体を結合させなければならない。その際に脳機能が逆転してしまったために一切嘘がつけないオネストマン。ドキュメンタリー映画に参加するためオネストマン7人が孤島で共同生活を送るが、孤島の住人が殺害される。容疑者となるのはオネストマン7人。だが、全員が犯行を否定した。

結合人間がいるという世界観がいるのかいらないのか。そこが問題です。結合すると目は4つ、手足は4本ずつになるのですが、そこは無くてもミステリとしては成立しています。何故かなかなか読み進まない不思議な一冊でした。

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