2018

09

18

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えじきしょんを呼んではいけない.最東対地



フリーライターの京本は、連続失踪事件の関係者に取材することになった。二ヶ月ほどの間に疾走した複数の男女とはバイトで知り合い、共に岡山の離島に行った。そこで聞いた”えじきしょん”とは何か、宿で話している時にスマホの探索機能が起動し、「えじきしょん を 呼びだしました」と探索結果を告げた。そして島から帰った後に、それは来たのだという。

数日後にくる呪い系です。かなり活動的なので、迫り来るものとは別路線です。呪いの成立にスマホが絡むところは今時ですが、それの始まりにはスマホは無かったので、今時にどう移行したのかが不明でした。
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2018

09

08

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拝み屋怪談 怪談始末.郷内心瞳



依頼主から持ち込まれる怪異の相談を拝んで始末する。その始末した怪異を怪談として仕立てる。

本作はそんな前書きから始まります。依頼人が手放した話と自身が体験した話が織り交ぜて書かれています。書かれている法則性はわかりません。年代順に書かれているのかとも思いますが、そこまで考えて読んでいませんでした。。。連続物がありまして、いやーこれ我が身でなくて良かったと思う話の筆頭です。

シリーズ情報:逆さ稲荷禁忌を書く.怪談始末.

2018

07

11

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ふりむけばそこにいる.久賀理世



奇譚蒐集家 小泉八雲

境界の少年/眠れぬ子らのみる夢は/忘れじのセイレーン/誰がために鐘は

母を亡くしたオーランドは見ず知らずの父方の親族に引き取られ、ダラム
郊外にある聖カスバート校に編入することになった。ダラムまでの列車で
出会った、世の怪を蒐集するパトリックは校内でも有名な変わり者だった。
オーランドは怪異を共に体験しながら、パトリックと友情を育んでいく。

親族から疎まれて僻地の神学校に送られたオーランドは、似た境遇である
パトリックと出会い友情を育みます。二人の複雑な背景は徐々に語らえて
いますが、それを乗り越えていくこれからの続編を楽しみにしたいです。
再びチェロを手にするオーランドの姿とか、ありそうな気配なのですが。
あまりにも有名な小泉八雲の学生時代、粒揃いな短編の奇譚集です。

オーランド・レディントン:聖カスバート校編入生
パトリック・ラフカディオ・ハーン:聖カスバート校変わり者の神学生
   オーランドにはパトリキオス・レフカディオス・ハーンと名乗る
ジョージ・ロバート・ハーン:パトリックの兄

2018

06

22

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こどもつかい.牧野修



脚本 ブラジリィー・アン・山田/清水崇

トミーが連れ去った子供が戻った3日後に、近しい大人が謎の死を遂げる。
新聞記者の駿也は少女からトミーの呪いを聞いた。児童虐待をしていた親が
不審死を遂げた件で、第一発見者の少女の取材だった。一方、結婚を考えて
いる尚美は勤務先の保育園でトミーの呪いを受けてしまう。呪いを解くべく
始まりの地、伊勢に向かう。

本作は呪いに期日がある系です。新聞記者の駿也は尚美が呪いを受けことを
機に行動しますが、駿也は過去に自分が逃げた事を悔い、今度こそ逃げない
ために踏ん張ります。尚美も虐待されていた自分の過去とも戦うことになり、
二人のトラウマ克服にもなっています。

2018

06

16

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招キ探偵事務所.高里椎奈



字幕泥棒をさがせ

幸多がバイトする奥田映写館で、映画の公開初日に違う映画の字幕が
流れてしまった。人為的なミスと考える幸多。だが、常連客の雪穂に
押し切られ、幸多と雪穂は事件の解決のため現像所を訪れる。そこで
幸多は脅迫事件に巻き込まれ、任意同行を求められる。

幸多の本職が探偵であると、うっかり読み逃して(または読んだのに
瞬時に忘れて)しまい、誰が探偵役なのか探り探り読んでいました。
今書くにあたり、一部読み直して知りました(笑)。こんなに初めの
方に明記してあったとは。。。流れは面白かったのですが、こんなに
探偵役を伏せる理由があるのか?どんな理由で?と探ってましたから。
シリーズ化されたら、探偵役を知った上で次作は楽しみたいです。

黒音幸多:探偵
雪穂史郎:フォントデザイナー
木島虎之助:刑事、雪穂の叔父

2018

05

22

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呪い殺しの村.小島正樹



両親の死の真相に迫るため、「まつろわぬ民」について父の調査を継ぐ
決意をした探偵の海老原。糸瀬家の三つの奇跡を調べるために海老原が
訪れた不亡村で殺人事件が発生する。一方、都内で発生した殺人事件の
調査で不亡村を訪れた警視庁管理官の鴻上。二人の調査は、やがて同じ
過去に遡っていく。

題名からホラー色が強いかと思いましたが、残念ながら奇跡はがっつり
探偵が解明してしまいました。海老原はそのために動いているので仕方
ないのですが。事件の真相?は微妙でした。最後もう一歩引いてグレー、
またはもう一歩押しておかないと、鴻上さんの立場がないのではないか
と思うのはワタクシだけでしょうか。

2018

05

19

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ブリザード.早見俊



D6 犯罪予防捜査チーム

二宮信次郎は念願の刑事になり、犯罪予防捜査チームに配属された。警視庁
目黒南警察署署長の肝煎りで新設された部署だが、地下一階の物置にあった。
しかも組織からはみ出した吹き溜まり6人、ドリフトのD6と揶揄されていた。
やる気のないD6の面々だが、補導した少女を救うために動き出した信次郎に
チームが巻き込まれ、解決に向けて力を合わせていく。

荒れた高校生だった信次郎は一人の刑事に救われ、自らも刑事を目指します。
補導した少女を放っておけず、家族とも関わるうちに、やがて大きな事件に
発展していく流れは面白いのですが、人間関係が軽いところが微妙です。

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