2018

08

26

コメント

dele2.本多孝好



アンチェインド・メロディ/ファントム・ガールズ/
チェイシング・シャドウズ

あなたの死後、不要となるデータを削除します ーー dele.LIFE
依頼人が設定した時間を超えてデジタルデバイスが使用されなかったとき
dele.LIFE のサーバーが反応し、削除用パソコン「モグラ」が目を覚ます。

モグラが反応した依頼人は元相和医科大学教授、新薬の治験中に死亡した
祐太郎の妹・鈴が通院していた当該科だ。佑太郎は依頼されたパソコンを
探すため依頼人の自宅に潜入、依頼人がマシバからの連絡に怯えていたと
知る。圭の力を借り、佑太郎は鈴の死の真相を追う。

依頼されたとはいえ、死後にデータを削除することに抵抗を覚える佑太郎、
事務的にこなす圭。というスタンスが少しずつ寄って来たかなと思ったり、
じゃ根本的にこの仕事出来ないしと思ったり。揺れながらも、佑太郎の妹
への想いは形になり、圭の過去は今一つ明らかではないままでした。

坂上圭司:dele.LIFE 所長
真柴祐太郎:dele.LIFE 所員

シリーズ情報:dele.dele2.
スポンサーサイト

2018

07

26

コメント

dele.本多孝好



ファースト・ハグ/シークレット・ガーデン/ストーカー・ブルース/
ドールズ・ドリーム/ロスト・メモリーズ

あなたの死後、不要となるデータを削除します ーー dele.LIFE
依頼人が設定した時間を超えてデジタルデバイスが使用されなかったとき
dele.LIFE のサーバーが反応し、削除用パソコン「モグラ」が目を覚ます。

モグラが目覚めるとデータ削除は圭司の、死亡確認+αは佑太郎の仕事だ。
依頼人が殺害された。電源を入れるため依頼人のスマホを探す佑太郎だが、
依頼に込めた故人の想いを知り、残された人のために動き出す。

そうやって依頼人周囲に入り込んでいくのかと驚いた設定です。まず行う
死亡確認やデバイス探しなどを通し、祐太郎が何故ここまで残された人に
拘るのか徐々に明らかになります。一方、依頼された事実を基本に淡々と
データ削除を行う圭司の過去は本作では判らず、自作に期待です。

坂上圭司:dele.LIFE 所長
真柴祐太郎:dele.LIFE 所員

シリーズ情報:dele.

2015

01

06

コメント

魔術師の視線. 本田孝好



楠瀬薫は出版社を退職、ビデオジャーナリストが寄せ集まった会社に所属していた。
出版社時代に不倫をすっぱ抜いた政治家が入閣することを知った夜、初仕事として
ビデオを回した元超能力少女・諏訪礼が訪ねてくる。超能力をトリックと暴いたことに
加担した罪悪感もあり、ストーカー狂言と思いながらも薫は礼を部屋に泊めてしまう。
だが、二つの過去は、一人の男を介して薫の気付かないところで繋がっていた。

不倫記事をすっぱ抜いた政治家と、トリックを暴いたもと超能力少女が、どう絡むか。
能力者と政治家が絡んだ「ストレイヤーズ・クロニクル」で好きになった方だったので、
楽しみでしたが、転がり方が複雑でした。少女は能力者なのか、それだけで美味しい
ワタクシだったのですが、薫も色々持っているようでした。

2013

11

04

コメント

MISSING. 本多孝好



眠りの海/祈灯/蟬の証/瑠璃/彼の棲む場所

死ぬために海に飛び込んだ私が瞼を開けると、そこは波打ち際の岩場だった。
焚火を挟んで座っている見知らぬ少年に助けられたらしかった。死ななければ
ならない理由を少年に問われる。少年にふさわしくない老成した瞳をした彼は
話を聞いた後、思いもかけなかったことを話し出す。(眠りの海、より)

小説推理新人賞を受賞した「眠りの海」を含む、短編集です。あれ、どこにも
「MISSING」がない(笑)。「MISSING」というテーマ、という意味でしょうか。
確かに、何かを失くしたらしき主人公たちが、少しヒネた一人称で語ります。
それが彼らなりの失くしたものへの、自分への、処理の仕方なのでしょうか。
重く始まり徐々に軽快に、最後は考えようによってはスゴいオチです。

2013

08

18

コメント

at Home. 本多孝好



at Home/日曜日のヤドカリ/リバイバル/共犯者たち

泥棒の父、結婚詐欺師の母、印刷所として普通の仕事の他に、パスポートの変造を
している長男、中学生の長女に小学生の次男。5人家族は、それなりに平和だった。
だがある日、結婚詐欺のターゲットから、母の身代金一千万円を要求された。相手も
同業者だったのだ。一千万円を造って、受け渡しに向かう長男たちだったが、事態は
思わぬ方向へ進んでいく。(at Home.より)

4つの家族の愛の形が書かれている、短編集です。いずれも少し特殊な環境ですが、
それだけに家族愛を求めるのかなとも思います。時に、濃厚すぎる話もありましたが。
「人間として根本的な何かが負けてる気がする」長男が次男に向かって一言。これは
笑いました。表題作「at Home」の一場面。前後の会話も是非、お楽しみ下さい。

2013

06

04

コメント

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3. 本多孝好



亘の破綻は治っている。信じられない学の言葉だったが、疑う理由も見当たらない。
昴は、亘奪還に向け動き出す。一方、渡瀬も自らが信じる進化のために、大規模な
シェルターをつくっていた。渡瀬の命を狙うアゲハ、渡瀬と共にいる亘を奪い返す昴。
目的を一にしない二組がシェルターに向かうが、そこには銃弾が待ち受けていた。

最終巻です。思い入れのある作品が最後の最後で残念になってしまうことは少なく
ありません。ストーリーの緊迫感と、最後にコケないで欲しいという緊張感で、やー、
疲れました。結果は、昴は昴のまま。甘すぎず苦すぎず、大好物のまま終了です。
希望も絶望も有り過ぎない、いい感じなんですが、上手く表現できません。。。

シリーズ情報;ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1ACT-2

2012

12

04

コメント

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2. 本多孝好



今回の渡瀬の依頼は、アゲハの一人を生きたまま連れてこいというものだった。技術系の
国際会議に、アゲハたちの生みの親が出席する。それを狩りにくるアゲハを狩れといのだ。
昴は、手を組もうというアゲバの申し出を断り、彼らの未知の能力と国際会議で対立する。
昴に秘策はあるのか。一方、セキュリティ会社の不穏な動きが、会場に更なる混乱を招く。

特化した能力を持つ昴たちと殺戮を繰り返す謎の集団アゲハが、ライン違いでつくられた
ものであったこと、殺戮はその復讐であること。前作はそこまでが判明して終了しました。
本作はアゲハの構成とその能力が、昴の頭の良さと性格の悪さが、明らかになりました。
そして、アゲハの中心的人物・学と昴がついに対面、今後の展開を更にわからなくさせる
深い会話を交わします。確かに昴の背中を押したと思い、次回作を楽しみに待ちます。

シリーズ情報;ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

プロフィール

シカフ

Author:シカフ
シカフ衛星Cへようこそ!

日本ブログ村

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

カテゴリ

カレンダー

09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

検索フォーム

軽量 ページネーション

Designed by

Ad