2019

08

11

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dele3.本多孝好



リターン・ジャーニー/リスタンド・アローン

あなたの死後、不要となるデータを削除します ーー dele.LIFE
依頼人が設定した時間を超えてデジタルデバイスが使用されなかったときdele.LIFE のサーバーが反応し、削除用パソコン「モグラ」が目を覚ます。

妹の死と結びついた圭司の元を去った祐太郎。だが、圭司が連絡がつかなくなって4日経つと舞が祐太郎を訪れた。舞と共に4ヶ月ぶりにオフィスに戻る祐太郎は、ある会社の会計データに辿り着く。データ追う中で、かつてdele.LIFEにいた夏目直が浮かび上がる(リターン・ジャーニー、より)。

前作から復活するのであれば、何か大きな事に紛れて職場復帰しかありません。今回は圭司が行方不明、残されたノートパソコンは圭司のメッセージであると姉の舞も考え、祐太郎もそれに乗り、夏目の存在が脅威になっていきます。脅し過ぎかとも思いましたが、再会時に有事であるのでお互い微妙なものが無視できて、そういうものかと納得しました。

坂上圭司:dele.LIFE 所長
真柴祐太郎:dele.LIFE 所員
坂上舞:圭司の姉、弁護士

シリーズ情報:deledele2.dele3.
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2018

12

28

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君の隣に.本多孝好



アヤメ/吉田/星野/満村/坂巻/豊

デリヘル・ピーチドロップスのオーナーである大学生の早瀬。彼は退職した刑事から、ある期間内に無店舗型性風俗店の女性従業員が客に呼ばれたまま行方不明になっている地域について、定期的に情報を仕入れていた。一方、小学4年生の夏から急に明るくなった少女・翼は、一日だけ恋人の振りをして欲しいと幼馴染に頼むのだった。

良い悪いは別にして、頭も良く意思も強く何かを成すために具体的な行動に移せる人の話です。各話の視点人物が違うので、初めは話がどこに向かっているのか全くわかりませんでした。いや、最後までわかりませんでした。

2018

08

26

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dele2.本多孝好



アンチェインド・メロディ/ファントム・ガールズ/チェイシング・シャドウズ

あなたの死後、不要となるデータを削除します ーー dele.LIFE
依頼人が設定した時間を超えてデジタルデバイスが使用されなかったときdele.LIFE のサーバーが反応し、削除用パソコン「モグラ」が目を覚ます。

モグラが反応した依頼人は元相和医科大学教授、新薬の治験中に死亡した祐太郎の妹・鈴が通院していた当該科だ。佑太郎は依頼されたパソコンを探すため依頼人の自宅に潜入、依頼人がマシバからの連絡に怯えていたと知る。圭の力を借り、佑太郎は鈴の死の真相を追う。

依頼されたとはいえ、死後にデータを削除することに抵抗を覚える佑太郎、事務的にこなす圭。というスタンスが少しずつ寄って来たかなと思ったり、じゃ根本的にこの仕事出来ないしと思ったり。揺れながらも、佑太郎の妹への想いは形になり、圭の過去は今一つ明らかではないままでした。

坂上圭司:dele.LIFE 所長
真柴祐太郎:dele.LIFE 所員

シリーズ情報:dele.dele2.

2018

07

26

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dele.本多孝好



ファースト・ハグ/シークレット・ガーデン/ストーカー・ブルース/ドールズ・ドリーム/ロスト・メモリーズ

あなたの死後、不要となるデータを削除します ーー dele.LIFE
依頼人が設定した時間を超えてデジタルデバイスが使用されなかったときdele.LIFE のサーバーが反応し、削除用パソコン「モグラ」が目を覚ます。

モグラが目覚めるとデータ削除は圭司の、死亡確認+αは佑太郎の仕事だ。依頼人が殺害された。電源を入れるため依頼人のスマホを探す佑太郎だが、依頼に込めた故人の想いを知り、残された人のために動き出す。

そうやって依頼人周囲に入り込んでいくのかと驚いた設定です。まず行う死亡確認やデバイス探しなどを通し、祐太郎が何故ここまで残された人に拘るのか徐々に明らかになります。一方、依頼された事実を基本に淡々とデータ削除を行う圭司の過去は本作では判らず、自作に期待です。

坂上圭司:dele.LIFE 所長
真柴祐太郎:dele.LIFE 所員

シリーズ情報:dele.

2015

01

06

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魔術師の視線.本田孝好



楠瀬薫は出版社を退職、ビデオジャーナリストが寄せ集まった会社に所属していた。出版社時代に不倫をすっぱ抜いた政治家が入閣することを知った夜、初仕事としてビデオを回した元超能力少女・諏訪礼が訪ねてくる。超能力をトリックと暴いたことに加担した罪悪感もあり、ストーカー狂言と思いながらも薫は礼を部屋に泊めてしまう。だが、二つの過去は、一人の男を介して薫の気付かないところで繋がっていた。

不倫記事をすっぱ抜いた政治家と、トリックを暴いたもと超能力少女が、どう絡むか。能力者と政治家が絡んだ「ストレイヤーズ・クロニクル」で好きになった方だったので、楽しみでしたが、転がり方が複雑でした。少女は能力者なのか、それだけで美味しいワタクシだったのですが、薫も色々持っているようでした。

2013

11

04

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MISSIG.本多孝好



眠りの海/祈灯/蟬の証/瑠璃/彼の棲む場所

死ぬために海に飛び込んだ私が瞼を開けると、そこは波打ち際の岩場だった。焚火を挟んで座っている見知らぬ少年に助けられたらしかった。死ななければならない理由を少年に問われる。少年にふさわしくない老成した瞳をした彼は話を聞いた後、思いもかけなかったことを話し出す。(眠りの海、より)

小説推理新人賞を受賞した「眠りの海」を含む、短編集です。あれ、どこにも「MISSING」がない(笑)。「MISSING」というテーマ、という意味でしょうか。確かに、何かを失くしたらしき主人公たちが、少しヒネた一人称で語ります。それが彼らなりの失くしたものへの、自分への、処理の仕方なのでしょうか。重く始まり徐々に軽快に、最後は考えようによってはスゴいオチです。

2013

08

18

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at Home.本多孝好



at Home/日曜日のヤドカリ/リバイバル/共犯者たち

泥棒の父、結婚詐欺師の母、印刷所として普通の仕事の他に、パスポートの変造をしている長男、中学生の長女に小学生の次男。5人家族は、それなりに平和だった。だがある日、結婚詐欺のターゲットから、母の身代金一千万円を要求された。相手も同業者だったのだ。一千万円を造って、受け渡しに向かう長男たちだったが、事態は思わぬ方向へ進んでいく。(at Home.より)

4つの家族の愛の形が書かれている、短編集です。いずれも少し特殊な環境ですが、それだけに家族愛を求めるのかなとも思います。時に、濃厚すぎる話もありましたが。「人間として根本的な何かが負けてる気がする」長男が次男に向かって一言。これは笑いました。表題作「at Home」の一場面。前後の会話も是非、お楽しみ下さい。

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