2019

11

12

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溺れる女.大石圭



平子奈々は3ヶ月後に一博と結婚することになっていた。だが、婚約者とウェディングドレスを選んだ日、慎之介と再会してしまった。慎之介は奈々が大学生の頃に出会った。法科大学院を目指して勉強をしていた奈々は彼に溺れ、貢ぐ為にキャバクラで働いた挙句に捨てられていた。慎之介の連絡に応えてしまう奈々。そして、更に身を落としていく。

溺れる女といいますか、引きずられる女といいますか、不幸になぜ飛び込んでいくのか。このタイプの人は理解し難いですが、自分も何かの拍子に飛び込んでいってしまうかも知れません。常日頃は金が全てと思っているのですが。。。
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2019

11

09

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秋山善吉工務店.中山七里



自宅が全焼し父を亡くした秋山雅彦と太一は、母・景子と共に父の実家である秋山善吉工務店に同居することになった。祖父の善吉は昔気質の大工の棟梁、雅彦も景子も苦手であったのが寄り付かなかった理由だった。一方、刑事の宮藤は秋山家の火災原因を捜査していた。狙いは秋山家の家族だ。太一・雅彦・景子が直面した問題を鮮やかに解決した善吉は、工藤の前にも立ちはだかる。

鉄板の流れで話が進みます。そして、なんとここで「スタート!」で、兄の映一が映画監督をしている撮影現場に捜査に訪れていたイケメン刑事・賢次が登場しています。しかも桐島班ということは、犬養のいる麻生班とも近いですし。映画監督と作家も繋がりますし。勝手に想像しています。

秋山雅彦:中学生
秋山太一:小学4年生
秋山善吉:その祖父、大工の棟梁
宮藤賢次:警視庁刑事部捜査一課桐島班刑事、後に警部
宮藤映一:賢次の兄、映画監督

2019

11

06

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死体埋め部の悔恨と青春.斜線堂有紀



死体埋め部と指折りフェティシズム/死体埋め部と悪夢のディレッタンティズム/死体埋め部と恋するエウヘメリズム/死体埋め部の栄光と崩壊

英知大学に入学した祝部は、初めての登校日の夜に見知らぬ男に襲われた。気付けば男の方が死んでいた。そこに現れた英知大学3年生の織賀は、死体埋め部の部長であり死体を前に途方に暮れる祝部を助けてくれると言う。織賀のジャガーのトランクに男の死体を放り込み、後部座先に乗るとそこには女の一体が乗っていた。祝部は織賀に女の死んだ理由を考えろと持ちかけられる。

これは終わり方が難しい、難しいですね。破滅しかない、どうなってしまうのでしょう。勿論、書けません。埋め部の活動は主に週末。織賀が依頼を受け、埋める夜に活動するのですが、その車中で祝部が殺害された理由と方法を推理、「承認しよう、それが今回の正答だ」と織賀が返します。英和大学の学生ですが、キネマ探偵シリーズの学生とは繋がっていません。

祝部浩也:英知大学哲学科1年生
織賀善一:英知大学神学部3年生、死体埋め部部長

2019

10

31

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拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉.郷内心瞳



裏表紙のシリーズ最終巻の三文字、最終巻!怪異を語り尽くすと「逆さ稲荷」が始まりました。世にある怪談実話のように時に繋がることはあっても一つひとつは別物と思っていましたが、いくつもの流れが最後には繋がっていきました。別モノと思っていましたので読んでいないものもあります。。。縁は有り難いことも多いのですが、内面全く無視な感じで返ってくるものって怖いですね。

シリーズ情報:逆さ稲荷禁忌を書く怪談始末壊れた母様の家〈陰〉.壊れた母様の家〈陽〉.

2019

10

28

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ヒポクラテスの憂鬱.中山七里



墜ちる/熱中せる/焼ける/停まる/吊るす/暴く

埼玉県警は県下で発生する自然死・事故死における企みを見極めろ。私の名前はコレクター、修正者である。
県警のホームページの掲示板に書き込みがされた。日本の解剖の現状に不満を持つ者の書き込みか?県警の古手川が浦和医大法医学教室を訪ねたところに、アイドルがステージから転落死した事例について言及したコレクターのコメントが書き込まれた。遺体の解剖と再調査の先に死が暴かれる。(墜ちる、より)

渡瀬警部と光崎教授の凄さが多方面から書かれた本書です。古手川もまぁこうなるでしょう的に安定しています。武闘派のヤクザを更に不機嫌にしたような面相とは渡瀬警部に初めて会った時の真琴の感想です。ドラマになったら誰がここまでを表現できるのでしょうか。

光崎藤次郎:浦和医大法医学教室教授
キャッシー・ペンドルトン:同准教授
栂野真琴:同研修医
古手川和也:埼玉県警刑事部捜査一課、刑事
渡瀬警部:古手川の上司
刑部:さいたま地検検察官

シリーズ情報:ヒポクラテスの誓い.ヒポクラテスの憂鬱.

2019

10

25

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老いへの不安.春日武彦



歳を取りそこねる人たち

孤独な人/鼻白む出来事/老いと勘違い/孤島としての老い/中年と老年の境目/老いと欝屈/役割としての「年寄り」/老いを受け入れる

老いに伴う孤独感や鬱屈、歳を取りそこねるために生じる恥や勘違い、若さへの見苦しい執着など、春日センセの体験や小説の人物などを通じて毒舌炸裂しています。ワタクシ自身も若さへの見苦しい執着してる方が具体的に浮かんでしまい、本書を読んでいる数日は姿を見ると考えてしまったものです。しかし年相応の身綺麗さも大切ですので、気を付けていこうと自らを戒めました。老いるって難しいですね。

2019

10

13

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約束 K・S・Pアナザー.香納諒一



親友の父親を殺害してしまった秀夫。服役中に連絡を絶った桜子を探して叔父を訪ねたが殺害され、その原因となった大金と金の流れを記したノートを託される。だが鞄ごと少年に持ち去られ、秀夫はその行方を追う。鞄を巡り、叔父を殺害した殺人者と悪徳刑事、少年の母に絡む金貸し集団、桜子までを巻き込み命がけの争奪戦が始まった。

サブタイトルがK・S・Pアナザーですから、すぐに沖刑事が登場かと思っていましたが現れず。では後で掠るかとの期待も裏切られ、K・S・Pの多部署刑事は登場しますが、シリーズの面々は全く登場しませんでした。版元が違うから?いやいや、それなら別の警察小説でいい筈、今後に期待しています。主人公は過去があるために新しい事件からも抜けることも出来ず、更に巻き込まれていく負の連鎖、かなりのスピードです。

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