2017

09

17

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月世界紳士録. 三木笙子



Cry for the Moon/心変わりの羽衣/月光の秘薬/ルナパーク同盟

宇宙技術振興推進株式会社、通称STePは80年代に宇宙産業に参入した
民間企業である。待宵は、目白分室「月の船」に異動になった。業務内容が
月に特化した部署で、桂という同僚がいた。ある日、朧月夜と名付けられた
持ったまま嘘をつくと火が消える、というランプが寄贈されることになった。
(Cry for the Moon、より)

ミステリというほど差し迫った感がなく、不思議な流れて進んでいきます。
月に憑かれた桂と、時代遅れで役立たずの部署だと思う待宵。朧月夜を
巡る二人の考えの違いを絡めつつ、桂の過去が垣間見えて終わります。
いかにも続編が出そうな終わり方なのですが。。。
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2017

09

13

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LIFE PACKING 2.1. 高城剛



未来を生きるためのモノと知恵

1 DAY PACKING  
2 NIGHTS 3 DAYS PACKING  
2 WEEKS TO 6 MONTHS PACKING  
1 YEAR PACKING  
FUTURE PACKING  

前作から約3年半、最新版です。なんと不動産も売却、行く先々のホテルに
住んでいるとのことです。以前、友人達と将来どこに住みたいかと話した時、
ホテルで一致しました。それは今でも変わりませんので、羨ましいです。

クリアカードケースはどうしてもやめられない。MicroSDカードの大容量化で
HDDは持ち歩かなくなった。などなど、最新情報満載です。なお、ギョサンは
ワタクシもスーツケースに以前より忍ばせております。

シリーズ情報: LIFE PACKING. LIFE PACKING 2.1. 

2017

09

09

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月光のスティグマ. 中山七里



淳平は、麻衣と優衣の美しい一卵性双生児と幼少の頃から兄弟のように育った。
だが、どちらかが兄を殺害する現場を目撃してしまう。心の整理が出来ないまま、
朝を迎えた午前5時46分、神戸の街が激しく揺れた。15年後、東京地検特別捜
査本部の検事となった淳平は、対象の私設秘書である優衣と再会する。

警察小説ではないので、どう終わるんだろうかと思いながら読みました。予想外、
全くの予想外でしたが、好きな終わり方です。優衣を求めながらも常にある疑惑。
兄を殺害したのは、目の前にいるのはどちらなのか。捜査に乱れは生じないか。
多くの要素が絡み合い、ラストは一気に転がります。

2017

09

06

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機龍警察 自爆条項 〔完全版〕. 月村了衛



警視庁特捜部ポリス・ドラグーン。刑事部、公安部などいずれにも属さない
専従捜査員と突入要員を擁する特殊セクション。裏社会の通称、機龍警察。

拳銃密輸の通報を受けた神奈川県警は、横浜港大黒埠頭で職質を行った。
突然、白人男性が短機関銃を発砲、大量虐殺のすえに自殺した。コンテナに
残された二機の機甲兵装に、テロ決行間近を察知した沖津は捜査を命ずる。
一方、ライザのもとに、かつて所属していた組織の処刑人が訪れる。

加筆修正された〔完全版〕です。前作同様、本質的な差異はなく、視点人物、
章区切りの変更やテロ現況の反映、捜査過程を詳細にしたなどのようです。
そして、改稿作業は本作が最後とのこと、これ以後の文庫化が楽しみです。
ストライクだった全編に漂うカサカサ感、変わらずでしたw

機甲兵装: 人体を模して設計された、二足歩行型軍用有人兵器
沖津旬一郎: 特捜部長、警視長
姿俊之: 特捜部付警部、龍機兵フィアボルグ搭乗要員、フリーランスの傭兵
ユーリ・オズノフ: 特捜部付警部、龍機兵バーゲスト搭乗要員、元モスクワ警察刑事
ライザ・ラードナー: 特捜部付警部、龍機兵バンシー搭乗要員、元IRA
鈴石緑: 特捜部技術班主任、警部補

機龍警察シリーズ情報: 
機龍警察. 自爆条項. 機龍警察 〔完全版〕. 自爆条項 〔完全版〕. 

2017

08

30

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槐. 月村了衛



水楢中学校の野外活動部は恒例の合宿に出発した。部長の公一にとっては、
自殺した祖母の一周忌を前に、心の整理がつかぬままの合宿参加となった。
だが、キャンプ場に着いて間もなく、辺りに銃声が響く。関帝連合が隠された
大金を狙い、キャンプ場を封鎖、宿泊客を虐殺し始めたのだ。囚われた公一。
その時、一人の闘士が反撃を開始、公一たちも脱出に挑む。

よくある展開と言われれば、そうかも知れません。ですが、生徒一人ひとりの
成長が爽やかに書かれていて、以前の作品で主人公が身も心もズタボロに
なっていた時のトラウマが癒えましたw 槐が自らを「先生」と言う何か所かで
ナントカプレイか?と突っ込みたくなり、エグい場面が和みました。

2017

08

24

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どこの家にも怖いものはいる. 三津田信三



向こうから来る 母親の日記/異次元屋敷 少年の語り/
幽霊物件 学生の体験/光子の家を訪ねて 三女の原稿/
或る狂女のこと 老人の記録

全く別の二つの話なのに、どこか妙に似ている気がして仕方がない…
自分のファンであり全く他分野の編集者である三間坂から、ある母親の
日記と少年の速記原稿を渡された。それらを読むのを避けているうちに
三間坂から三つ目の話を見付けたと連絡が入る。三津田は意を決して、
一連の話に取りくむ。やがて、四つ目五つ目の話までが見付かる。

土地も時代も書いた人物にも全く共通点がない話に、妙な引っ掛かりを
覚え、互いに調べる中に話と重なる怪異が起こります。そこは怪談好き
作家シリーズなので経験値から怪異も回避できるようですが、行くところ
まで行ってしまった悲惨さがないので、少し物足りないですね(笑)。

三津田信三: ホラーミステリ作家
三間坂秋蔵: 河漢社編集者

2017

08

20

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リバース. 相場英雄



三知設立以来の大きなミスにより、西澤は目白署刑事課に、清野は麻布署
刑事課に飛ばされた。目白署管内の百貨店で万引きを働いた老女の話から
西澤は詐欺の端緒を掴む。やがてそれは清野へ、清野から三知へと大きな
詐欺事件の立件とつながっていく。「総員、着手せよ」真藤の声が響く。

西澤が目白署に飛ばされて2ヶ月後、「絶対に本部に戻って気概でやれ」と
大岩に言われた言葉を肝に銘じ、調べるほど怒りを増す卑劣な詐欺事件を
西澤は追います。一方で、これまたシリーズとして有り得ない展開が起こり、
次作が楽しみでもあり、苦しくもありです。

警視庁刑事部捜査二課第三知能犯目白署(三知)
西澤辰巳: 異動して3年目の警部補
真藤勝: 第三知能犯捜査係長、警部
清野卓: 行動確認班、警部
大岩茂樹: 定年退職した三知OB
小堀秀明: 西澤より年下のキャリア、警視

シリーズ情報: ナンバー. トラップ. リバース. 

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