2019

01

16

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ユニット.佐々木譲



7年前、真鍋は17歳の少年に妻を殺害され心の傷は未だ癒えない。祐子は警察官である夫の暴力から逃れるため、息子の晴也を連れて身を隠した。その二人は羽多野の経営する零細設備会社で出会い、互いに想いを寄せていく。だが、少年の出所を知った真鍋は復讐のために動き出し、祐子の夫も執拗に彼女を追い詰めていく。

権力を持ち、追う手段を知り尽くしている警察官の夫から逃げる。かなり難しいことですが、何よりこの夫が執拗で迫り来る最後に絶対殺りに来るというソクソク感が全編たまりません。表紙を見てホラーかと思ってしまいました。貞子チックですよね?だからだと思うのですが。。。
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2019

01

13

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怪盗探偵山猫 月下の三猿.神永学



木から落ちた猿/招かざる客/交換条件/最悪の夜/猿猴の月/後日談

歴史的に価値のある品や美術便を贋作とすり替える手口で世間を賑わせた窃盗団・三猿。マフィアに消されたとも仲間うちで殺しあったとも噂されていた。だが、工場から発見された焼死体の手には、三猿にあったとされる三匹の猿が手をつなぎ円になっている入れ墨だった。一方、猿の娘という少女が〈猿猴の月〉を探すため山猫に力を借りたいと言う。

こんなに警察関係者の前で絡んだらいかんでしょう。三日という短期決戦なのでバレないのでしょうか。色々背景がわかってきたり今後も絡みそうだったり、今まで通りといえばそんな展開ですが、明らかに勝村のボコられ方が激しくなっているような気がします。

贋作師の見猿、企画立案を担う言わ猿、ハッカーであり情報屋の聞か猿

怪盗探偵山猫シリーズ情報:
怪盗探偵 山猫虚像のウロボロス鼠たちの宴黒羊の挽歌.月下の三猿.

2019

01

07

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おれたちの故郷.佐川光晴



宮城県選抜チームと対戦するため、卓也が青森から来た。試合後、陽介の寮に泊まった卓也と奈津からのメールを読んだ二人は驚く。二人が育った札幌の児童養護施設・魴鮄舎の耐震基準が問題になり、補強工事には約二千万円が必要だという。だが、叔母の恵子に継続のない意志がないらしい。確認のため札幌に集まる陽介たち。第一部完結編。

恵子おばさんが魴鮄舎の継続に否定的な理由。それがわかってからは、まぁ順調と言ってもいいかも知れません。陽介と卓也が、魴鮄舎こそ自分達の故郷だと認識するための事件とでもいえるのでしょうか。でも、その思いが枷になって欲しくないですね。二人はどこまでもガンガン行って欲しいです。

高見陽介:東北平成学園高等学校
柴田卓也:青森大和高等学校

シリーズ情報:
第一部 おれのおばさんおれたちの青空おれたちの約束.おれたちの故郷.

2019

01

04

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ところで死神は何処から来たのでしょう?.榎田ユウリ



富永総合病院のソーシャルワーカー・小木輝は長野の森林で目覚めた。傍らの余見透と名乗る死神が、輝は既に死んでいると軽く言う。輝の記憶は一部欠落し、東京の病院勤務を終えた後に何故長野にいるのかがわからない。死んだ自覚のない輝は死神のアプローチをスルーしつつも死神と連みながら長野にいた謎を探るのだが、今まで知らなかった意外なことが判明していく。

お馴染みのネタバレ防止のため突っ込んで書けませんが、新しい展開でした。冒頭に「人は死んだらどこに行くの?」「霊安室」という会話があるのですが、如何にも病院関係者の会話っぽいと思ったら、対象者が医療ソーシャルワーカーでした。余見も輝も性格と口が正直で突っ込み合戦な会話が面白いのでつい流してしまいましが、背景にあるものは結構猟奇っぽい展開でした。

シリーズ情報:
ここで死神から残念なお知らせです死神もたまには間違えるものです.ところで死神は何処から来たのでしょう?.

2018

12

28

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君の隣に.本多孝好



アヤメ/吉田/星野/満村/坂巻/豊

デリヘル・ピーチドロップスのオーナーである大学生の早瀬。彼は退職した刑事から、ある期間内に無店舗型性風俗店の女性従業員が客に呼ばれたまま行方不明になっている地域について、定期的に情報を仕入れていた。一方、小学4年生の夏から急に明るくなった少女・翼は、一日だけ恋人の振りをして欲しいと幼馴染に頼むのだった。

良い悪いは別にして、頭も良く意思も強く何かを成すために具体的な行動に移せる人の話です。各話の視点人物が違うので、初めは話がどこに向かっているのか全くわかりませんでした。いや、最後までわかりませんでした。

2018

12

25

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十五年目の復讐.浦賀和宏



スミレ色の手紙/生まれなかった子供たち/月の裏文明委員会/十五年目の復習

殺人事件の犯人として逮捕されたミステリ作家の西野冴子。それは、ノンフィクション「作家 西野冴子の真実」を書いた泉堂莉菜が仕組んだ巧妙な罠だった。冴子の従弟を、担当編集者を、何の接点もない主婦を操る莉菜は、標的に冴子を選んだのか。敵対するフリーライターの桑原銀次郎は、莉菜を暴くために彼女に操られた彼らにインタビューを始めるのだが、莉菜は即座に反応する。

各話のプロローグに冴子の語りが入ります。「Mの女」ではわからなかった、従弟や編集者が何故あの行動を起こしたのかが書かれています。しかし、莉菜が何故か冴子を嵌めたのかがわかりません。読み飛ばしてしまったのか書かれていなかったのか。。。エピローグの銀次郎が秀逸です。

リンク情報:Mの女.十五年目の復讐.

2018

12

21

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雪山の檻.周木律



ノアの方舟調査隊の殺人

創世記、ノアの方舟が辿り着いたとされる現トルコ共和国の東端アララト山。海抜5000メートルを超えるこの山の頂上近くに衛星写真が捉えた人工物を探索するため、考古学者を中心にポーターも含めた8人の調査隊が組まれた。高地順応の最中、資金提供を受ける財団から派遣された考古学者が滑落死する。そして悪天候の中、第二キャンプに足止めされた調査隊は殺害されていく。

忘れることがないという驚異的な記憶力を持つ一石が、もう語る語る語る。途中で対象の名前を呼びながら語るのも共通点がありますね。堂シリーズも語ってはいますが、数学の合間に警察も入るので全体の三分の一もないと思います(個人の感想です)。こちらは閉じられた場所であることと扱うものが違うことなどもあり、半分以上は一石が語っている気がします。

アールダーの方舟の改題
森園アリス:プロジェクトの記録をするカメラマン
一石豊:プロジェクトの鑑定家として参加する、万能の天才ともいえる数学者

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