2019

10

13

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約束 K・S・Pアナザー.香納諒一



親友の父親を殺害してしまった秀夫。服役中に連絡を絶った桜子を探して叔父を訪ねたが殺害され、その原因となった大金と金の流れを記したノートを託される。だが鞄ごと少年に持ち去られ、秀夫はその行方を追う。鞄を巡り、叔父を殺害した殺人者と悪徳刑事、少年の母に絡む金貸し集団、桜子までを巻き込み命がけの争奪戦が始まった。

サブタイトルがK・S・Pアナザーですから、すぐに沖刑事が登場かと思っていましたが現れず。では後で掠るかとの期待も裏切られ、K・S・Pの多部署刑事は登場しますが、シリーズの面々は全く登場しませんでした。版元が違うから?いやいや、それなら別の警察小説でいい筈、今後に期待しています。主人公は過去があるために新しい事件からも抜けることも出来ず、更に巻き込まれていく負の連鎖、かなりのスピードです。
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2017

07

12

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ガリレオの小部屋.香納諒一



無人の市/流星/指先からめて/冬の雨にまぎれて/雪の降る町/ガリレオの小部屋/海鳴りの秋

三度目の補導をされた実を引き取りに来たのは、母と別居中の父だった。二年前にはめられたと言って警察官を馘になり、家から出て行った父とはそれ以来の再会だった。父は思いついたように実をキャンプに連れて行く。だが、そこに父が追い続けていた男が現れる。(海鳴りの秋、より)

父と息子の話です。決して大団円で終わるわけではありませんが(だからこそ好きな終わり方なのかもです)、主人公が「少年の日、父親とふたりで冒険をできた男は倖せだ」と、父親になった今思えるところが泣けますね。

2017

02

03

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心に雹の降りしきる.香納諒一



七年前に一人娘が行方不明になり、三年前には妻に死に別れた男、井狩。県警の刑事・都筑は、この七年娘が生きていると思い続けている井狩宅を訪ねた。雇った興信所の梅崎が、娘の遺留品を見付けたと言うのだ。だが、数日後、梅崎は死体で発見される。梅崎は何を追い、死に至ったのか。

七年経っても娘の生存を信じる井狩。それに付き合うことに怒りすら覚えている都筑。懸賞金を狙う梅崎。三人がどう絡んでいくかと思いきや、梅崎は殺害され、都筑は捜査を開始します。梅崎は本当に少女に辿り着いたのか、それ故に殺害されたのか。都筑はそれを追えるのか。目が離せません。

2017

01

14

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無縁旅人.香納諒一



賃貸マンションの一室で16歳の少女の腐乱死体が発見され、警視庁捜査一課強行班でデカ長を務める大河内は現場に向かった。少女は養護施設から逃げ、ネットカフェ難民となりながら、腹違いの弟を死に追いやり保険金を奪った叔父を探していた。更に彼女は妊娠していた。彼女の死は多額の保険金が絡むのか、それとも妊娠の結果なのか。大河内は真相を探る。

「贄の夜会」に続く、大河内たちの捜査を描いた作品です。少女の死の原因は保険金か妊娠か最後まで縺れます。大河内自身も何度も何度も違和感を覚え、それらを一つひとつ、繰り返し解きながら、真相に辿り着きます。大河内を始め彼の部下たちも人格が宜しくて、謎だけに集中出来ます。

大河内茂雄:警視庁捜査一課強行班七係デカ長
渡辺一男:班の最古参
石嶺辰紀:班の懐刀、射撃が得意
菊池和巳:班の若手
小林:係長

リンク情報:贄の夜会.無縁旅人.

2016

08

29

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熱愛.香納諒一



息子と妻を喪い警察を辞めた鬼束は、新宿で探偵をしていた。歌舞伎町で笠間組の幹部が殺された夜、仁科興業の次男からミスターと呼ばれている殺し屋を探す依頼を受ける。長男を殺したミスターが新宿に戻ってきた今、笠間組より早く、ミスターを見つけろという。ミスターの正体に迫る鬼束だが、それは同時に、裏社会の抗争へと巻き込まれていくことだった。

殺し屋の正体を探るの話のどこに愛が?しかも熱愛が?疑問に思いつつ読みました。途中、魅力的な女性も登場しますが、熱愛には程遠いですし。ミスターを探る工程が面白いのでつい忘れてしましますが、熱愛の意味がわかる時がきます。熱望とも思いますが、それも手の内なのでしょうか。

2015

10

22

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女警察署長 K•S•P.香納諒一



K•S•P署長となった貴里子にヴァイオリンの捜索が依頼された。3年前に著名なヴァイオリン奏者バーバラから盗まれたそのヴァイオリンは、凶悪な爆弾魔・朱向紅が射殺される前に入手したという。一方、沖刑事の前には朱栄志が姿を現し、バーバラのヴァイオリンと引き換えに条件を提示する。動き出したチャイニーズマフィア。ヴァイオリンには何が隠されているのか。

前作「嚙む犬」から約2年、朱栄志が新宿に戻ってきました。しかも予想もつかない方向からの戻りでした。本作も十分な面白さがあるにも関わらず、次回作の序章のように感じてしまうのは、神竜会や五虎界の動き、そこに絡む朱栄志、今後恐ろしい方向に進むとがっつり記されているからです。

K•S•Pシリーズ情報:孤独なき地毒のある街嚙む犬.女警察署長. 
K•S•P:警視庁歌舞伎町特別分署(Kabukicho Special Precinct)

2015

08

23

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幸.香納諒一



不法侵入の通報を受け、海坂署の寺沢恒彦は現場に到着した。侵入者は痴呆症を患う老女で、土地の名士の母親と判明。だが署に戻ろうとした時、近くの解体中の店舗跡地から死体が出た。老女と死体に接点はあるのか。様々な圧を受けながら、絡みあった老女と過去の事件を調べ始める。

寺村が現場に到着すると、なんと本日付で配属になった新しい相棒が既に到着していました。しかも、出産を再来月に控えた妊婦という斬新さ。実際、いつまで勤務可能なんでしょう。戸惑いながらも事件を追う中に相棒として信頼関係が構築されていきます。警察組織や名士からは、お約束の圧力。警察小説の王道を踏まえ、斬新な要素もあり、展開もストライクです。

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