2018

09

27

コメント

踊り子と探偵とパリを.小路幸也



裕福な家を飛び出してパリで作家を目指すユージン。呪われたダイヤを追ってパリに渡った探偵マーク。輝く金の薔薇と称されるサンク・ルージュの踊り子ブランシェ。サンク・ルージュの裏の顔は国際窃盗団だとマークは言う。アメリカで盗まれた呪われたダイヤは、ブランシェの命を脅かすとも。3人が出会い、ダイヤを巡る話は大きく動き出す。

ブランシェの美しさに心を奪われたユージンは、彼女のためにマークに協力します。サンク・ルージュの悪事にブランシェは関わっているのか、呪いのダイヤはどこにあるのか。マークの仕切りで協力者も得て、いよいよクライマックスとなりますが、そこは後日談というパターンは以前もあったような気がします。準備までが長く、最後が後日談であっさり的な。
スポンサーサイト

2018

07

20

コメント

札幌アンダーソング ラスト・ソング.小路幸也



山森が沈黙して一年。キュウの同級生の自殺と主婦の銃殺事件が同時に発生。
写真に写る殺害された主婦の夫は、根来が見てもキュウ本人が見てもキュウ
だった。根来は春との打ち合わせ通り直属の上司を巻き込み、春の指示の元
勝負を賭ける。春と山森の頭脳戦が再び始まる。

作戦会議は盛り上がっていたのですが、実際の戦いは短期決戦でした。まぁ、
そんなものかも知れません。これは本当にラスト・ソングなのか、この手の
話にはつきものですが、微妙です。

仲野久:北海道警察刑事部捜査第一課・巡査部長、通称キュウ
根来康平:北海道警察刑事部捜査第一課・警部補
志村秋奈:札幌医療大学法医学教室教授
志村春:その弟、北道大学生、変態の専門家
山森晴行:北道大学大学院生、ある秘密クラブを運営している

シリーズ情報:札幌アンダーソング間奏曲.ラスト・ソング.

2018

04

09

コメント

花咲小路二丁目の花乃子さん.小路幸也



めいは従兄弟である花咲小路商店街「花の店にらやま」で働くことになった。
そこには、花を贈る人に特別な事情があるとわかってしまうという花乃子と、
双子の弟・柾と柊がいた。ある日、花乃子の不思議な力を知り、特別な事情に
お節介と称して花をアレンジする花乃子の手伝いをすることになった、めい。
花の力に魅せられて、めいは徐々に成長していく。

シリーズ物の最大の弱点は前作を忘れてしまうことですね。何となく覚えて
いるのですが‥‥扱う犯罪のレベルを忘れてしまいました。本作はお節介が
成せる業なので、解決しなければ身に危険が迫るなどの緊迫感はありません。
めいが視点人物になるので、商店街の再解説は今後に役立つと思います。

花咲小路シリーズ:
花咲小路四丁目の聖人花咲小路一丁目の刑事.花咲小路二丁目の花乃子さん.

2017

10

25

コメント

すべての神様の十月. 小路幸也



幸せな死神/貧乏神の災難/疫病神が微笑む/動かない道祖神/
ひとりの九十九神/福の神の幸せ/御蒔け・迷う山の神

いきつけのバーで、ふとしたことから死神を召喚してしまった榎本帆奈。
以来、そのバーに時折現れては、帆奈のメーカーズマークを二杯飲んで
いく付き合いが続いた。誕生に立ち会うことが、唯一幸せを感じられる時。
帆奈は友人として死神と約束をするのだが......(幸せな死神、より)。

久しぶりの良きバランスです。良いお話は少なくありませんが、良いことで
お腹一杯になってしまい、良さが多過ぎて胃がもたれてしまうのです(笑)。
本作はいいバランスで、日本の神様の考え方も改めて認識できました。
何故、十月なのかは読みが浅くてわからなかったのですが......。

2017

09

23

コメント

スターダストパレード. 小路幸也



一年の刑期を終えた福山守を迎えに来たのは、守を窃盗で逮捕した
麻布署の刑事、鷹原だった。鷹原は5歳の少女、ニノンを連れており、
母親と言葉を失ったニノンを守れと言う。守はニノンを連れ出発する。
一方、鷹原は自殺と判断されたニノンの母親の死を追う。

鷹原と守が交互に視点人物となって話が進みます。ニノンと動く守、
事件を追う鷹原。二人の間にまだ何かありそうですが、いい具合に
視点人物が変わるので、上手く外しながら進みます。鷹原がこれ程
この件に拘るのは、ニノンを守りたい気持ちと彼自身が追い続ける
事件に届く可能性があるから。でも、本作では届きません。続く?

福山守: 元暴走族のヘッド
鷹原: 麻布警察署捜査一課刑事
長田杏子: 刑事部鑑識課機動鑑識係巡査長

2017

06

30

コメント

壁と孔雀. 小路幸也



警視庁警備部警護課に所属する土壁英朗は、要人警護の際に足に被弾。
退院後、リハビリを兼ね、二年前に死亡した母親の墓参りに行くことにした。
離婚した母の死亡は、父が十年前に死亡したためか数ヶ月を経過して知り、
訪れる機会がなかった。初めて訪れる母の生家には二回り年下の異父弟・
篠太未来がいた。そして彼は、自分が母を殺したと言った。

獣医の父のもと、子供の頃から動物に囲まれて育った英朗は、初めて会う
相手を動物に見立てます。弟の未来は孔雀。そして、SPである英朗は壁。
つまり、英朗と未来というタイトルなんですね(壁は動物ではありませんが)。
この兄弟の物語は、母の生家を絡み、危険な香りがします。

2017

06

23

コメント

少年探偵. 小路幸也



みんなの少年探偵団

世間を騒がせる怪人二十面相。帝都新聞の記者・真山は、旧友であり、
天才的な頭脳を持つ五圀に、明智小五郎を復活させ、怪人二十面相を
共に倒すことを依頼する。一方、告発のため命を懸ける一人の少年が、
謎の紳士に救われる。やがて彼らは明智を中心に立ち上がる。

江戸川乱歩生誕120年オマージュ企画第3弾、ついに文庫化!
と背表紙にありました。第1弾から読めばよかった......。昭和の香り漂う
ゆっくり感。謎の紳士は謎のままですが、江戸川作品を深く知っている
方には推察、または妄想できるのかも知れません。

プロフィール

シカフ

Author:シカフ
シカフ衛星Cへようこそ!

日本ブログ村

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

カテゴリ

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

検索フォーム

軽量 ページネーション

Designed by

Ad