2017

04

05

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八獄の界. 三津田信三



死相学探偵 6

今週末にバスに乗れば、黒術師のもとに連れて行く。黒捜課の刑事・曲矢が、
黒術師がネット上の崇拝者たちを集めようとしていると俊一郎に知らせに来た。
しかも、俊一郎に潜入しろと言う。仕方なく所定の場所に行き、バスに乗り込む
俊一郎。だが、バスは黒術師の結果か事故の衝撃か、異空間に行ってしまう。

黒術師との直接対決はないのですが迫って来てる感があります。予想以上に
俊一郎に焦点が合っているので、次は一気に進むことを期待してしまいます。
最後、奈良の杏羅町に住む祖母が、顔無しに憑かれた子供のお祓いに行くと
いう展開があり。その話読んでいたような...読んでいないような...。

死相学探偵シリーズ情報: 
十三の呪. 四隅の魔. 六蠱の軀. 五骨の刃. 十二の贄. 八獄の界. 
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2016

03

27

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十二の贄. 三津田信三



死相学探偵 5

両親も知らず児童養護施設で育った悠真のもとに、弁護士が訪れた。大面家
当主・幸子が悠真を引き取りたいという。幸子の四番目の夫と家政婦との間に
出来た子供が悠真であり、同様の異母兄弟が七人、幸子の異母兄弟が五人、
同居しているという。一年後、幸子が亡くなり、驚くべき遺言状が披露された。
その背後に動く黒術師の影、依頼は俊一郎に持ち込まれた。

夜中の墓所から始まります。そのままゾクゾクいくと思ったのですが意外にも
あっさり系でした。黒術師も何となく保留という感じ、中休み的なのでょうか。
真館市はちょいちょい出てくるので、要チェックですね。

死相学探偵シリーズ情報: 
十三の呪. 四隅の魔. 六蠱の軀. 五骨の刃. 十二の贄.

大面家は茄新市、隣は摩館市 

2016

02

29

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誰かの家. 三津田信三



つれていくもの/あとあとさん/ドールハウスの怪/
湯治場の客/御塚様参り/誰かの家

幽霊屋敷を隈なく探検すれば報酬を出す。友人の言葉に吊られた少年は、
屋敷に忍び込んだ。生活感のない広大な屋敷の各部屋には、何故か白い
シーツをかけられた人形が置いてあったのだが・・・。(誰かの家、より)

作家・三津田信三の世界、とは言っても、家シリーズではないのでした。
自身の体験談や誰かから聞いた話をまとめた短編集です。

2015

05

05

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のぞきめ. 三津田信三



序章/覗き屋敷の怪/終い屋敷の凶/終章

私が編集者だった頃、利倉成留が学生時代に貸別荘地でバイト仲間と怪異に
巻き込まれた話を聞いた。そして作家になり、憑き物信仰を調べるうちに市井の
民族研究者であった四十澤想一から、彼の体験談を綴ったノートを譲り受ける。
私は、十数年の時を経て同じ村で起きた二つの怪異譚を収集したのだ。だが、
それは二つの怪異の元凶にふれることだった。

作家三津田信三シリーズと思うのですが、いつものように名乗らないんですよ。
この世界も入り組んでいるので油断できません。序章では二つの怪異譚を手に
入れた経緯、二つの体験談、終章にはこの怪異のある謎を探ります。ホラーと
ミステリの融合ですが、ゾクゾクは若干ユルいかもです。

覚書:
編集者から作家になった私、作家三部作や刀城言耶シリーズを執筆
奈良の杏羅町の拝み屋(死相学探偵シリーズの?)
侶磊村筆頭地主、北磊の砥館家、創め屋敷
南磊の鞘落家、終い屋敷

2014

06

15

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五骨の刃. 三津田信三



死相学探偵 4

無辺館のパーティで起こった、五種類の凶器による残忍な無差別連続殺人。
未解決のまま約半年が過ぎたある夜、徳代と柚璃亜は無辺館に入り込み、
徳代にのみ死相が現れる。一方、パーティ出席者の一人が不審な死を遂げ、
黒捜課・曲矢刑事も事件に関わる。徳代と黒捜課、双方からの依頼を受けた
死相が視える死相学探偵・弦矢俊一郎は、黒術師の仕掛けに挑む。

作中では前作から3ヶ月も経たない本作ですが、前作を読んだのは4年前。
流れで前作=前事件のことを当たり前に語られても、記憶ないんです(笑)。
摩館市・無辺館で起きた無差別連続殺人から約半年後の、不審死や死相。
禍々しい仕掛けに、黒術師の本気度と直接対決近しの気配を感じますね。
ええ、勝手に。記憶になくともシリーズものの醍醐味、過去の事件も絡まり、
面白くなりそうです。他のシリーズとどう絡むのかも、楽しみですがツラい。

死相学探偵シリーズ情報: 十三の呪. 四隅の魔. 六蠱の軀. 五骨の刃. 

黒捜課:黒術師を捜査する専門部署、新垣警部、曲矢刑事も所属する
リンク情報:
十三の呪: 無辺館事件と同時期
七人の鬼ごっこ: 微妙に絡んだ摩館市・垂麻家が無辺館の持ち主、真鍋家?

2014

01

03

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七人の鬼ごっこ. 三津田信三



深夜、西東京生命の電話センターにかかってきた一本の電話。子供の頃に遊んだ
神社で毎晩一人ずつ友人に電話して、相手が出なければ死ぬ。だが、友人は5人。
かける相手がいなくなり、センターに電話したのだった。だが、電話の後にその男は
大量の血痕を残して失踪。そして、電話を受けた友人たちが謎の死を遂げ始める。

主人公は作家とあらすじにありましたので、てっきり作中三津田信三シリーズだと
思いましたが、編集者から作家になった主人公の速水が友人と事件を考えるなど。
共通性はありますが、別物でした。作中と現実が交差しないので読みやすいです。
関係者の中に犯人が…そういう設定でも、結構細かいどんでんがありました。

シリーズにはなったときの覚書:
速水晃一:学術書の専門出版社である知層舎で15年近く編集者を経験し、
ホラーミステリ作家となる。「深紅の闇」「鮮血の影」「朱墨の夜」「殺戮時計」
「夕暮れ坂の魔物」を上梓し、現在は「七人の鬼ごっこ」を執筆中。
大仁多達芳:隋門院大学建築学部の准教授

リンク情報:
刀城言耶シリーズ:速水自身が「愛読書は刀城言耶先生の事件簿です」と。
ですが、このシリーズを読んでいないので時系列がよくわかりません…。
死相学探偵シリーズ:全く同次元。本書の終了時とカブります。 六蠱の軀. 

2012

12

24

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ついてくるもの. 三津田信三



夢の家/ついてくるもの/ルームシェアの怪/祝儀絵/
八幡藪知らず/裏の家の子供/椅人の如き座るもの

四つ葉荘ルームシェア・ルール十ヵ条の第一、四つ葉荘を出る者は、必ず次の入居者を
見つけること。用意できない場合、見つかるまで自室だった部屋の家賃を負担すること。

結婚して四つ葉荘を出る先輩に代わり一階の和室に入った真由美は、独り暮らしに近い
自由を手に入れた。沢渡と徳永は仕事が忙しく、野々村は連日遊び歩いていたからだ。
だが数ヶ月が過ぎた八月の下旬、野々村が自室に引き籠ってしまう。沢渡は、H城跡で
肝試しをした時に何かに憑かれてしまったのではと冗談を言うが、真由美は四つ葉荘に
帰るのが次第に恐ろしくなっていく。(ルームシェアの怪.より)

短編なのですが実に多くの情報が詰まっていて、一言ではまとめられない話でした。
ルームシェア・ルールは共同生活の利点を活かしつつ、プライバシーも配慮したもので
現実的なのですが、いざ、怪異が始まると全く違う意味を持つのかと思えてしまう…。
恐い怖い。そして巧い。寒い時期ですが、背筋に冷たいものを感じて下さい。

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