2019

03

19

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営繕かるかや怪異譚.小野不由美



奥庭より/屋根裏に/雨の鈴/異形のひと/潮満ちの井戸/檻の外

祥子が死んだ叔母から受け継いだばかりの家には奥庭に面した離れの座敷があり、その座敷の襖が二棹の桐箪笥で塞がれたいた。だが、祥子の身の丈よりやや低いその箪笥から見える座敷の障子は何度閉めても開く。堪らず障子を塞いでしまおうと棟梁を呼んだが、叔母もかつて塞いでくれと依頼したと言う。(奥庭より)

古い城下町。怪異に悩む人の元に尾端が訪れます。完全に疵を失くすのなら立て直すことになる。それは工務店の仕事。自分は営繕屋であるから障りになる疵は障りにならないように直し、残していい疵は手当てして直すと尾端は言います。その処置は斬新でした。

隈田:隈田工務店の棟梁
尾端:営繕かるかや、本人曰くただの大工
堂原:植木屋
秦:僧侶
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2019

03

16

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二階の王.名梁和泉



二階の王/屋根裏

ショッピングモールで働く八洲朋子には引きこもりの兄がいた。自分のためにもと両親に願い出て、支援団体の手を借り状況を改善することになった。一方、4年前に変死を遂げた考古学者・砂原の著書『侵略者の探索』に従って活動する悪因研のメンバーは徐々に〈悪果〉達に襲われていく。やがて時が満ち、王の元に〈悪果〉達が集まり出す。

「マガイの子」の4年後です。前作で死亡した砂原の書籍「侵攻者の探索」を信じ集う悪因研は、各所を回り悪果の率で王の場所を探っています。彼らは元ひきこもりで悪果を感じる能力を持ち、それが朋子のひきこもりの兄とどう繋がっていくのか、二階の「王」とは何者なのか。カテゴリに迷いますが、ミステリって万能ですね。

2019

03

15

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vs 桜餅 其の七

サザエ

こちらサザエさん(十勝小豆)の商品名:桜餅(道明寺)と薄皮桜餅です。

道明寺はつぶ餡で、つぶつぶの食感はつぶつぶ度高しです。
長命寺はこし餡で、生地のもっちり感は今期一番です。

餡は流石北海道の小豆です、コクがあって美味しいです。桜の葉の塩漬のバランスもいいので後味は爽やかです。
なんと言っても長明寺の生地がもっちりが美味しくて、そうか餡にコクがあり生地がもっちりしていれば長明寺も好きなんだ。

2019

03

12

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邪馬台国と黄泉の森.長崎尚志



醍醐真司の博覧推理ファイル

消えたマンガ家/邪馬台国の女帝/天国か地獄か/闇の少年

総務部から異動して一ヶ月。念願のマンガ編集者となったばかりの安田だったが、担当のホラーマンガ家・椋がもう描けないとメールに残して失踪。かつて椋の初代担当者であった現在はフリーの編集者・醍醐と椋を探すことになった。椋が残した8枚の下書きとデビュー作「闇の少年」には実体験が絡んでいると椋の過去を探る醍醐に、安田は振り回される。

椋の過去に何があり何が原因で失踪したのか。それが判明するのは最終話ですが、全てが椋の話ではなく二話では女帝と渾名される朝倉ハルナの編集者に醍醐がなり、共に取材旅行に行く中で醍醐の邪馬台国説も語りに語られます。そして醍醐がかなりの人格者になっているのですよ。前作を読んだのが2015年なので記憶は薄いのですが、もっと傍若無人で濃いキャラだったような。。。

シリーズ情報:闇の伴走者.邪馬台国と黄泉の森.

2019

03

10

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vs 桜餅 其の六

葛飾 伊勢屋

こちら葛飾伊勢屋さんの商品名:道明寺おはぎとさくら餅です。

道明寺はつぶ餡で、つぶつぶの感はあまり無く滑らかです。
長命寺はこし餡で、生地がもっちり厚めです。

餡は甘味がしっかり、桜の葉の塩味とバランスが良いです。

2019

03

07

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KAPPA.柴田哲孝



牛久沼で知人が河童に襲われたと通報があった正午過ぎ、被害者のものと思われる下半身の遺体が発見された。関東でも有数の河童伝説を数多く持つ牛久沼の記事に、ルポライターの有賀は本能に従い牛久沼に向かう。以前、河童伝説を纏めようとしたが情報の多さに投げ出したことがあったのだ。その時に知り合った川漁師の源三から情報を得ながら牛久沼に留まる有賀。そこに刑事の阿久沢、不登校の少年・太一も加わり河童を追う。

有賀を中心にクセのある人物が河童を追います。河童が本当に人を襲ったのか、そもそも存在するのか。UMAとミステリの融合ですか?ホラーとミステリほど融合はしないと思うのですが、どこに着地するかわからないので最後まで迷子のように読みました。ネタバレ注意ですが、最後は妥当な終わり方と思いました。

阿久沢健三:牛久署刑事課36歳
有賀雄二郎:ルポライター33歳
吉岡源三:牛久沼の川漁師70歳
稲倉太一:不登校の少年中学3年生
雄輝:雄二郎の息子9歳

2019

03

03

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鏡面堂の殺人.周木律



Theory of Relativity
2001

森林公園の奥に建つ鏡面堂。1975年12月に鏡面堂で起きた26年前の殺人事件、その関係者の手記を百合子は神から受け取る。手記に書かれていたのは沼四郎によって集められた数学者の久須川が密室で、料理人も厨房で殺害された一連の事件だった。それを読み終わる頃、十和田が現れ、百合子は事件の謎を解く。

本書には「ザ・ブック」と「ブック」が出てきます。「ザ・ブック」は当初から十和田が読みたいと願うもの。一方「ブック」は数学者・久須川の後輩である4人(の、イニシャル?なんですかね?)。百合子が26年前の謎を何故解かなければならなかったのか、手記は誰が何故書いたのか。全て次作ですっきりして頂けそうです。

十和田只人:放浪の数学者
善知鳥神:天才数学者
宮司百合子:その妹、大学院生

沼四郎:建築家、初作では驫木煬
藤衛:天皇と称される数学者

堂シリーズ情報:眼球堂の殺人双孔堂の殺人五覚堂の殺人伽藍堂の殺人教会堂の殺人.鏡面堂の殺人.

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