2017

07

21

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霊感検定 春にして君を離れ. 織守きょうや



清貴は両親と折り合い悪く、結婚する兄・貴之の新居で暮らすことになった。
だが、程なく貴之が交通事故で死亡。主を失った携帯から清貴に届く着信。
霊は視えなくなった。だが、思い悩む母親。伝手を頼り、心霊現象研究会に
寄せられる相談や気付いた霊に、メンバー達は今日も真摯に対応する。

前作に続き、本作の舞台の多くは新宿東第一高校です。そして、九条高校
との距離は思っていた以上に近いような。表紙の絵は、どこの部分だがは
読めばわかります。そして、ここが選ばれたことにも納得します。ワタクシも
ここはイイなと感じ、今後も形を変えて残っていくのではと思いました。

藤本修司: 九条高校二年生、霊感検定三級
羽鳥空: 九条高校二年生、霊感検定準一級
伐晴臣: 九条高校二年生、霊感検定準二級
馬渡: 九条高校司書、霊感検定を開発、霊感検定六級
夏目歩: 新宿東第一高校二年、霊感検定二級
筒井遥: 新宿東第一高校二年、霊感検定ゼロポイント
和泉清貴: 新宿東第一高校二年、霊感検定六級

シリーズ情報: 霊感検定. 心霊アイドルの憂鬱. 春にして君を離れ. 
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2017

07

16

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組長デカ. 南英男



羽賀が警視庁捜査一課から捜査三課に左遷されて一ヵ月、父が急死した。
エスカレーターからの転落死だった。だが、逮捕したスリが父のライターを
持っていたことを機に、父の死に疑いを持つ。事故死でなく他殺なのでは?
羽賀が独自に調査を始めると、思いがけないに事件に繋がっていく。

軽めな話でした。独自で捜査をする場合は、現在追っている時間の合間に
行うものと思っていましたが、なんと、まさかの風邪で4連休でした。しかも、
明日もや休みたいな的な軽さです。事件を追う中で、現場にいたこともあり
ますが、他部署そこスルーかとも驚きます。

2017

07

12

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ガリレオの小部屋. 香納諒一



無人の市/流星/指先からめて/冬の雨にまぎれて/
雪の降る町/ガリレオの小部屋/海鳴りの秋

三度目の補導をされた実を引き取りに来たのは、母と別居中の父だった。
二年前にはめられたと言って警察官を馘になり、家から出て行った父とは
それ以来の再会だった。父は思いついたように実をキャンプに連れて行く。
だが、父が追い続けていた男が現れる。(海鳴りの秋、より)

父と息子の話です。決して大団円で終わるわけではありませんが(だから
こそ好きな終わり方なのかもです)、主人公が「少年の日、父親とふたりで
冒険をできた男は倖せだ」と、父親になった今思えるところが泣けますね。

2017

07

08

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はこ. 小野不由美



あかない箱。いなくなった物。ある日、あいた箱の中には何が入っているのか?

繰り返し起こる開かない箱といなくなる物。想像すると案外怖いものです。怪談
えほんシリーズのようですが、小学生にこんな怖い話いいんですか?東雅夫編、
だけあって他にも素晴らしい作家たちがシリーズに名を連ねています。

2017

07

03

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全員少年探偵団. 藤谷治



宝飾デザイナーを父に持つ吉田元基は小学六年生。ある日、全身灰色の服を
纏ったカクイと名乗る男が訪れ、自らが経営している芸能プロダクションのオー
ディションに吉田母子を招待した。カクイこそが、製作中の吉田氏の宝飾を狙う
怪人二十面相だったのだ。明智小五郎と少年探偵団の活躍で、一度は未然に
事件を防いだが、怪人二十面相は次の手を打って出る。

少年探偵団オマージュ作品の文庫化第二弾! 
第一弾から読んでみようと思ったのですが、第二弾だったようです。昭和の頃、
小学生向けのシリーズを読んでいるかのような気持ちになる、ひらがな多めの
文体です。しかし、本作は現代なのです。携帯電話や豆乳ドーナツがばしばし
登場しており実に不思議な感じですが、世界に入ってしまい違和感なしです。

2017

06

30

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壁と孔雀. 小路幸也



警視庁警備部警護課に所属する土壁英朗は、要人警護の際に足に被弾。
退院後、リハビリを兼ね、二年前に死亡した母親の墓参りに行くことにした。
離婚した母の死亡は、父が十年前に死亡したためか数ヶ月を経過して知り、
訪れる機会がなかった。初めて訪れる母の生家には二回り年下の異父弟・
篠太未来がいた。そして彼は、自分が母を殺したと言った。

獣医の父のもと、子供の頃から動物に囲まれて育った英朗は、初めて会う
相手を動物に見立てます。弟の未来は孔雀。そして、SPである英朗は壁。
つまり、英朗と未来というタイトルなんですね(壁は動物ではありませんが)。
この兄弟の物語は、母の生家を絡み、危険な香りがします。

2017

06

26

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ifの悲劇. 浦賀和宏



小説家の加納は、結婚の話が進んでいる妹・彩と愛し合ってしまう。彩の変化を
感じ取った婚約者の奥津が二人の関係に気付き、彩は自殺した。加納は自殺の
原因である奥津の殺害を実行する。だが、その途中、加納の運転する車の前に
男性が現れる。轢き殺してしまった場合と事故に至らなかった場合。二つの時の
流れは、やがて一つに交わっていく。

2つのパラレルワールドが交互に進み、最後は驚きの結末です。加納が主人公、
と思いきや、なんと後半はフリーランスのライター・桑原銀次郎が登場、美味しい
ところを持って行きます。複雑な話なので、最後の銀次郎の記事がエピローグと
なっていなかったら、ワタクシ理解出来なかったと思います。

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